カテゴリー : Rhum フランス系

マッカラン12年80年代流通品 GMロングポンド1941-99

 

 

六周年記念祭を開催中です。6月15日まででございます。

 

103

 

ウイスキー  マッカラン 12年 43% オールドボトル  30ml  1600円

ラム  ロングポンド 1941  50%  ゴードン&マクファイル       15ml   1600円

Macallan 12yo /43% /OB /bot.1980’s   / 30ml 1600 JPY

Long Pond 1941-99 /50% /Jamaican Rum /Gordon&MacPhail   / 15ml 1600 JPY

 

「昔のマッカランはどんな味だったんですか」

と、若いお客様によくご質問をいただきます。

昔といってもひとくくりにはできませんが

このボトルはその回答の一つです。

 

瑞々しい極上のシェリーの甘さ

香りと味の一体感と舌触りのなめらかさ

いつまでも飲みつづけていたくなるバランスの良さ

 

“シングルモルトのロールスロイス”と称えられた時代の香味です。

往時のスタンダードですが、近年の高騰で今後の入手も御提供も困難になりました。

是非ともこの機会にお試しいただきたいと願います。

 

 

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ラムは英領時代のジャマイカにて、1941年5月3日に蒸留されたものです。

戦前戦後の古酒は何本か扱いましたが、二次大戦中の蒸留は初めてです。

 

強烈に個性的なラムです。旧英領系ラムの愛好家以外にはおすすめできません。

有機溶剤と魚介の乾物が混和した、複雑な強い香りです。

凝縮された旨みと乾燥スパイス類の刺激が

超長期の熟成によって渾然となっています。

突出した各要素は過剰かもしれませんが、決して退屈させることは無いでしょう。

 

205

 

来歴の証書です。

1941年にジャマイカで蒸留、1946年に英国本土に運ばれて

1967年よりエルギンで熟成されたと記されています。

 

少し奇妙な記述です。46年から67年まではどこに保管されていたのでしょう。

エルギンにはGM社とその熟成庫がありますが

もし社内で別の熟成庫から移動したのなら、元の保管場所も記すのではないでしょうか。

前所有者の存在が推測されます。

 

戦時下に蒸留して、戦後の混乱期に長距離輸送できるラムの有力な保有者は

私には英国海軍しか思い当たりません。

 

英国海軍は、1970年までラムの配給を続けていました。

あくまで私の憶測ですが

その配給停止を前に民間に樽を払い下げ、それをGM社が買い取ったとすれば

この来歴も納得がいくように思います。

蒸留日をきちんと記録する几帳面さも、海軍保有のラムの特徴の一つです。

 

この私説には証拠も、裏付けする記述もありませんので

このボトルにまつわる一つのロマンとして楽しんでください。

 

 

064

 

どちらもあと少しです。売切れ次第終了となりますので御了承くださいませ。

 

 

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ラムが想定より人気でしたので、何本か追加で開封いたしました。

ケイデンヘッドのポートモーラント1964と

シャンタル・コントのモンターニュ・プレ1975、サント・リュス1977です。

こちらも劣らぬ美酒揃いです。お試しください。

 

 

 

013

 梅雨時の愉しみは紫陽花。得浄明院の門前にて。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

京都フェス出展 Nine Leaves + Rum and Whisky

 

 

2月より開店時間が19時になりました。

お食事の後にもお立ち寄り下さいませ。もちろんフェス当日も営業いたします。

 

いよいよ明日はウイスキーフェスティバル京都です。

ナインリーヴスの竹内義治氏より、会場で無料テイスティングしていただくボトルと

配布するパンフレットをお預かりいたしました。

 

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Nine Leaves + Rum and Whisky というブースを出展いたします。

 

滋賀県産ラム・ナインリーヴスの無料試飲と

京都のバー・ラムアンドウイスキーの選んだ興味深いラムとウイスキーの有料試飲。

という内容です。

 

残念なことに生産者の竹内氏がお越しになれないということで

僭越ながら私が代理でブースを担当させていただきます。

 

ナインリーヴスの蒸留所は滋賀県大津石山にございます。

京都との県境まで数百メートルの場所ですから、お膝元といっていいでしょう。

 

国際的なご当地商材として、

例えばラグジュアリーホテルのシグネチャーカクテルの素材などにも

使っていただけるのではないかと思います。

是非会場でお試しいただいて、その大きな可能性を体感してくださいませ。

 

また翌2月23日発売の美食誌“あまから手帖”3月号に

竹内氏のインタビューが6ページ掲載されます。

ラム造りを始められた理由の

心情的な部分が語られています。こちらもご覧下さいませ。

 

 

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有料試飲のラムは、3種×10mlのRum/Rhum/Ronテイスティング・セットです。

ウイスキーの会ですから、単発でのレアボトルの出品よりも

ウイスキー愛好家の皆様に、ラムの多様性に触れていただいて

虚心にご判断いただけるような組み合わせにいたしました。

セットで500円です。原価よりも随分お得になっています。

 

プラカップ3つをお持ちいただくことになり、

申し訳ないのですが

是非お試しいただきまして

お口に合いますかどうかご確認下さいませ。

私論ですが“ラム・テイスティングの楽しみかた”の小文も共にお渡しいたします。

 

デュワー・ラトレーのポートモラント1999・ラモニーXO・ロンセンテナリオ30年のセットです。

 

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ウイスキーは前回御紹介いたしましたように

ボウモア1971とラガヴーリン1985の21年と

宝酒造白河30年を有料試飲で出品いたします。

 

特にラガヴーリンは、リリース当時とはまた違う熟成感が感じられるようになり

果実の香りも素晴らしく、プラカップでも充分堪能できる個性がございます。

ボウモアはトロピカル・フルーツの香りが出てきています。

是非お試し下さい。

 

 

006

 

 

会場となる平安ホテルは、本格的な日本庭園のある京都らしいホテルです。

周辺の観光名所は、まずなんと言ってもホテル正面の京都御苑です。

御所内部の見学は事前予約が必要ですが、公園としての御苑を散策していただけます。

写真は2日前の御苑梅林です。少しですが咲き始めていますね。

会場から南に徒歩2分、禁門の変で有名な蛤御門から入ったところにございます。

 

喫茶は北に徒歩3分ほどで虎屋菓寮、15分ほどで俵屋吉富の京菓子資料館もあります。

美術鑑賞なら同志社大学を越えて、

相国寺の承天閣美術館が徒歩圏内でロケーションも良くおすすめです。

それぞれ営業時間などご確認のうえ、お訪ねください。

さらにタクシーを使えば平安神宮や銀閣寺、二条城など多くの有名社寺にすぐの好立地です。

この機会に京都観光もお楽しみ下さいませ。

 

ではWhisky Festival 2015 in Kyotoの会場にてお待ち申し上げます。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

銀座Bar Lamp 10周年記念 BBRヘイシャン・ラム10年

 

 

開封いたしました

ヘイシャン・ラム 2004-14 10年 BBR  Bar Lamp 10周年記念

Haitian Rum 2004-14 /10yo /59% /120bts /BBR /The 10th Anniversary of Bar Lamp

 




 

昨年Nine Leaves蒸留所の見学で御一緒させていただきました中山篤志氏の

銀座Bar Lampが10周年を迎えられ

記念に詰められたボトルを当店にも入荷いたしました。

美しいヘイシャン・アートのラベルです。

 

蒸留所の名前は非公開ですが、ハイチの某有名蒸留所のようです。

中山氏自らサンプルをテイスティングして選ばれたそうです。

 

レモンと干し草の爽やかな香りに

グアドループ産のようなフルーティーさと緻密な質感で

さらにジャマイカン・ラムのようなしっかりした旨みと潮気も感じられます。

 

ケイデンヘッドのハイチ7年などと比べても桁違いの香味の密度の濃さと繊細さです。

ハイチのラムの特徴はその酒質の粗さにもあるかと思っていましたが

考えを改めなければなりません。

またカスク・ストレングスの59%で詰められたことにも価値があります。

かつて無かったのではないでしょうか。

 

スコッチ愛好家にも好まれそうな上質な辛口ながら

やはりラム好きの方にお勧めしたくなる絶妙なバランスだと思います。

さすが、お見事な樽の選択です。

是非お試し下さいませ。

 

 


 

寒い季節にお勧めの濃厚熟成ラムをたくさん開封しています。

ロン・センテナリオ30年は昨年の登場からもう何本目でしょうか、

当店でも大人気のコスタリカ産高級甘口ラムです。

ケイデンヘッドとBBR、ムーンインポートの70年代デメララはどれも濃厚で

ダモワゾーの1980は近年の傑作です。

セミナーでも活躍してくれたボトルたちです。

 

 



 

京の紅葉は盛りを過ぎましたが、まだ充分楽しめます。

写真は少し前に訪ねた山科の毘沙門堂です。

洛中を離れますと人少なで落ち着いて観賞できます。

 

とはいえ東福寺や永観堂といった名所の紅葉は

やはり相応のものがありますので、一度はご覧いただきたいとも思います。

人の多さも賑わいのうち、くらいに考えてお出かけ下さいませ。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円       Tel 075-221-1721

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

Jバリー 1950

 

 

“ラムの販売技術と実践的分類法についての講習”(再講)

11月26日水曜日 受講申し込み受付中 詳細はこちら

まずは京都から、どのお店でも美味しいラムをお飲みいただける環境造りが目的です。

どうかご助力下さいませ。おすすめのラム酒を試飲していただけます。

 

 

開封いたしました

Jバリー 1950 45%

J.Bally 1950 45%

H 2600 / F 5000

 





 

ハイエンドのラムを開封いたしました。

もう欧州でも在庫を見かけなくなってきました、Jバリーの古酒です。

今回は幸運にも国内で入手できました。

 

ダージリンの茶葉の上質な渋み

ドライアプリコットの酸

甘露飴の甘さ

オレンジピールのあたたかさに

極上のランシオ

 

最近扱った1957やファミリーリザーブに比べますと

柿のコンポートのような、甘さを伴った爽やかな渋みのアクセントがあり

色も濃く、ワイルドなビンテージです。

 

ともあれ、ラム文化の頂点の一つといえる美酒でございます。

是非お試し下さいませ。

 

 



 

このディプロマティコ・アンバサダーは初講でもお出しした、セミナーで試飲していただけるラムの一例です。

総合的なバーでこの価格帯のラムを、内容を知らずに購入することはまず無いでしょう。

それは専門店がなすべきことです。

そしてその結果を多くの人々に知っていただきたいと思います。

 

高額な商品でも、品質が良ければ需要があるはずです。

僭越ながら購入と御提供の方法をともに助言させていただけたらと存じます。

第一線で活躍されている方、次世代を担う若手バーマン、そしてこれからバーの仕事をしようという方も

是非ご参加下さいませ。きっとお役に立てると思います。

 

今回遠くは広島からも御参加いただきます。セミナー後とんぼ返りで戻って営業されるそうです。

御期待に沿える内容にしなければと思います。

お近くの方々にも是非お越しいただきたく、お願い申し上げます。

立ち見にはなってしまいますが、まだ聴講していただけます。

 

単価1000円以下のカジュアルなラムから

カクテルベースのホワイトラムの選択まで、貴店の業態に応じてご提案させていただきます。

 

 

 

 


 

京都は紅葉の盛りです。

いつも散策する金戒光明寺も、今年からライトアップ拝観をはじめました。

 

知恩院や南禅寺に匹敵する立派な山門と大伽藍を擁し

平安神宮から徒歩10分程ながら

見物の人もそう多くなく、紅葉の穴場と申し上げて良いのではないでしょうか。

 

お昼間なら墓所の石段を登って文殊塔に拝し

左折して会津墓地から真如堂へ至る道がおすすめです。夜は闇の中です。

 

この連休が今年の紅葉の観光のピークでしょう。

京の秋を楽しんでください。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円       Tel 075-221-1721

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

Jバリー 1986-94

 

 

開封いたしました

Jバリー 1986-94

J.Bally 1986-94 /45% /Rhum Vieux Agricole Martinique

H 1100 / F 2000

 


 

暑い日々が続いています。

短期熟成のアグリコール・ラムはいかがでしょう。

 

仏領マルティニーク島の名門Jバリーより

今から20年前の流通品です。

 

Jバリーは1987年に閉鎖され、現在はバナナ園になっていますが

これは閉鎖前の旧施設で生産されたものです。

 

艶やかでフルーティな香りと複雑で繊細なボディに

青草様のアクセントが爽やかで、この季節にもぴったりです。

 

原酒の良質さと長期の瓶内熟成によって

短期樽熟成の美点がよく出ています。

 

とても高水準な品質のおいしいフレンチ・カリビアン・ラムでございます。

是非お試し下さいませ。

 


 

今回売り切れたのはトロワリビエール1969とラパラン1952です。

どちらも熟成ラム文化の頂点に立つ美酒でした。

再び扱うことが出来ますよう精進いたします。

 

 

 



 

先の休日は土用の丑の日で

下鴨神社のみたらし祭りに行って参りました。

 

この日は境内の御手洗池に水が張られ

蝋燭を献じて息災を願う“足つけ神事”が行われます。

 

早朝から夜10時頃までされていますので

私のような生活時間のおかしな者でも思い立ってから参加できます。

 

裾を絡げて膝下まで水に浸すと

良い暑気払いになります。

毎年のことながら、この時のみたらし池の氷水のような冷たさには驚かされます。

血流が変化する為か、神事の後はいつもしばらく放心いたします。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

R&W 真夏のスモーキーまつり

 

 

洛中は祇園祭が山場です

 

一段と暑くなりました。

ハイボールでおいしい若くてスモーキーなウイスキーを一挙御用意いたしました。

 


 

写真右から

Kornog /46% /Celtic Whisky Compagnie

Ardbeg “Auriverdes” /49.9%

The Six Isles  St.Etienne Rum Cask Finish /46%

Laphroaig 10yo /Cask Strength /55.7%

Tobermory(Ledaig) 2005 /7yo /61.9% /Visual Flavour

燻酒 /50%

Old Pulteney & Caol Ila 11yo /La Maison du Whisky /46%

 

ゴルノグは、ケルトの色濃いフランス・ブルターニュで造られるピーテッド・モルト・ウイスキー。

3年熟成とまだ若いですが、湧き上がるスモークは本格派です。

 

アードベッグのオーリヴェルデは本年のアードベッグ・デイの限定品です。

W杯をイメージして作られ、チョコレートのようなビター・スウィートな香味です。

 

シックス・アイルスはアイラ・ジュラ・マル・スカイ・オークニー・アランの6島のモルトをブレンドしたもの。

これはさらに1島、カリブの仏領マルティニーク島のラム樽で後熟した特別仕様です。

キワモノのようですが当店でこそ買わねば、との使命感から購入。

香りには明確なアグリコール・ラムの特徴があり、ミディアム・ピートでなかなかの怪作です。

 

ラフロイグのカスク・ストレングスはバッチ・ナンバーが無い少し前のもの。

 

レダイグは強烈!35ppmってレベルじゃないです。マル島の実力を是非ハイボールで。

 

燻酒はスコッチモルト販売さんがハイボール用に詰めたもの。噂ではLgだとか。

 

カリラ・プルトニーは通好みの2酒をブレンド。旨味しっかりしたバランス良い佳酒です。

 

どれもしっかりと煙の焚き込まれた、炭酸での伸びの良い個性派ウイスキーばかりを集めました。

盛夏にこそおいしい、スモーキー・ハイボールを各種お試しくださいませ。

すべて一杯1200円でございます。

 

 

 



 

祇園祭は先祭が終わり、来週の後祭を待つばかり。

49年ぶりの変化に高揚いたします。

写真は先祭・宵山の長刀鉾。凄い人出と熱気で眩暈がしました。

 

後祭の宵山は屋台が出ないそうですので

落ち着いて見物されたい方には良いかもしれません。

私も楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

 

ボウモア 1972 36年 プレストンフィールド

 

 

開封いたしました

ボウモア1972 36年 プレストンフィールド

Bowmore1972 /36yo /48.8% /#3881 /565bts /Prestonfield

 


 

エジンバラの格式あるホテル、プレストンフィールド・ハウス向けのボウモアです。

五周年記念祭の追加ボトルとして開封いたしました。

 

黄桃様のねっとりと甘い香りをスモークが引き締めて

複雑さの極致、ボウモアの様々な魅力をプリズムのように愉しめる一本です。

 


 

五周年記念セットは御好評をいただいています。

セットは二回目から記念ボトルを外しても御注文いただけるようにいたしましたので

当初の予想よりはゆっくりとお愉しみいただいております。

 

記念ボトルと、当店の全てのボトルより2種をお選びいただきまして

ハーフ・ショット計3杯でチャージ込み5000円での御提供です。

もちろん上掲のボウモア1972も左のボウモア1968もお選びいただけます。

秘密の隠し玉もございます。

 

記念ボトルが無くなるか、あるいは今月中までの御提供とさせていただきます。

 

お得な内容かと存じます。

是非この機会に御用命くださいませ。

 


 

今回売り切れたのはセスタンテのグレンロッシー1972と

Jバリーの1957、ラマニーの1979です。

どれも傑作でした。

また同クラスの魅力あるボトルを御用意いたします。

ご期待下さいませ。

 

 

 

 

 

先の休日は鴨川を散策しながら

上賀茂神社まで蛍を見に行きました。

 

道中の河原では学生たちが宵闇に花火などを楽しむ様が見られ

盛夏の気分です。

 

一の鳥居から境内に踏み入ると

ならの小川に舞う蛍が見られます。

ご近所からか、浴衣の子供連れのかたもいらっしゃいます。

 

さらに上流の神域を垣根越しに覗き見ると

原始の森を伸び伸びと自由に乱舞する、たくさんの光を眺めることができました。

幻想的な光景でした。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

 

五周年記念 ジャッコーネのジャマイカとボウモア1968

 

 

おかげさまで当店も五周年を迎えることができました

 



 

開店時、「京都でラムとウイスキーの専門店なんて5年もたないよ」と言われました。

私も親しい人にはそう言うでしょう。

そう言われてやめるようならその方が良いのです。

諸先輩方の厳しい御忠告に心より感謝申し上げます。

それにも増して、これまでお支えいただきましたお客様方に更なる感謝を申し上げます。

 

今年も当店をご支持いただいております皆様方への御礼といたしまして

15ml×3種でチャージ込み5000円の特別なテイスティング・セットを御用意いたしました。

昨夜0時より御提供させていただいております。

 

昨年は3種2セット固定とさせていただきましたが

今年は昨年の反省も生かしてプリフィックスとさせていただきました。

 



 

五周年の記念といたしまして

洒落でロンドンの酒舗・ウイスキー・エクスチェンジの五周年記念ボトルを開封させていただきました。

 

こちらと、当店の全ての在庫よりお好みの2種をお選びいただきまして

15ml×3種でチャージ込み5000円で御提供いたします。

記念ボトルが無くなるまで40セット強の御提供となります。

 

記念ボトルは

WEの5周年となる2004年に、ポートエレンを含む当時のアイラの8つの蒸留所からの

7年から37年の50種程の原酒をヴァッティングして

一年間後熟して

70本限定で生産されたものです。

 

50種ヴァッティングで70本ということは

小さな樽かボンボンヌに

ボトルからどんどん注いでいく様子が想像されます。

 

また、一例といたしまして

ハートブラザーズのボウモア1968-2002・34年と

エドワルド・ジャッコーネ氏の詰めたジャマイカン・ラム15年を新たに開封いたしました。

上掲の写真の組み合わせです。

 



 

組み合わせは自在ですから

例えばオフィシャルの古酒がお好みの方には、マッカラン1968の25年とボウモア・デラックスを。

 

 


 

ボトラーズからはスプリングバンク1967の2種飲み比べ。

 


 

またラムの愛好家の方にはにはJバリー1957とアプルトン1949など

さまざまな愉しみ方をお選びいただけます。

どのボトルをお選びいただきましても15ml×3種でチャージ込み5000円でございます。

 

昨夜より慌しく充分な御説明ができませんが

まずは取り急ぎ記念祭のお知らせをさせていただきました。

お得な内容かと存じます。

是非お試し下さいませ。

 

 

 

 

例年この時期になると、自宅近くの市立美術館前の山法師が見事に白い花を咲かせます。

 


 

5年前から変わらぬ美しさです。

 


 

山法師が咲くと白川に蛍が飛び始めます。

京の夏の始まりです。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

ムーンインポート30周年記念 フィジー 2001-2010

 

 

本年より看板を出さずに営業しておりますのでご留意下さい

 

開封いたしました

ムーンインポート30周年記念ラベル フィジー 2001-2010

Fiji Rum 2001-2010 /46% /400bts /Moon Import 30th anniversary

H 1000 / F 1800

 



 

 

イタリアのカリスマ、モンジャルディーノ氏率いるムーンインポートの創業30周年を記念して

2010年に発売された鮮やかな色彩の熱帯の鳥ラベル・シリーズより

若いフィジー・ラムを開封いたしました。

 

フィジーのラムは近年いくつかのボトラーからリリースされています。

BBR、ブラッカダー、サマローリなどです。

見かけるのはすべて2001年蒸留のものですから

詳細はわかりませんが、出処は同じかもしれません。

英国への輸入と熟成を実際に行いそうなのはBBRでしょうか。

 

南太平洋の楽園のイメージとはうらはらに

極辛口の典型的な旧英領のスタイルです。

 

干草と焦がしたカラメルの香味で

旨味と塩はジャマイカより控え目なデメララ・タイプ

ポートモラントよりはボディが軽く

ブラインドならかなり自信をもって若いエンモアと答えてしまいそうです。

 

フィジーのラム生産の実態は、調べてみても私ではうまく情報を得られませんでしたが

このボトルには“Rum Patent Still”と明記されていますので

エンモア同様の旧式の連続式蒸留器なのでしょう。

19世紀の英領時代にイギリスから導入して

いまだ現役で稼動しているのでは、などとと夢想してしまいます。

 

世界中を見てもこのような上質な辛口のラムを生産できる蒸留器は

そう多くは残されておりませんので

実際に見てみたいものです。

 

長期熟成にも適した酒質のように思えますので

これから大化けするかもしれません。

ジャマイカやガイアナ産に肩を並べる可能性すら感じる

フィジーのラムの今後に注目していきたいですね。

 

 



 

イタリアン・ボトラーの詰めるラムのラベルは

なぜか鳥類のデザインが多いです。

これはシルバーシールのデメララ1974とムーンのジャマイカ1979です。

凛々しく、可愛らしいですね。

なんという種類の鳥なのでしょうか。

 

 



 

今週売り切れたのは、ダグラスレインのラフロイグ1988、サマローリのフィジー、クレマンのVOです。

ラフロイグはラム・カスクでユニークな香味でした。80年代も希少になりつつあります。

クレマンのVOは気軽でおいしいマルティニークとして定番にしていましたが

今回買い足そうとするとどうやら終売のようですね。

また代わりを探しておきます。

 

 

 

昨夜は京都も雪で

当店の窓からも東山連峰が白く染まりゆく様子を見ることができました。

今はもう雨に変わって

残雪を溶かしているようです。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

 

ケイデンヘッズ・グリーンラベル・デメララ1975

 

 

当店は本年より看板を出しておりません。ご留意下さい。

明かりがついていれば営業しておりますのでどうぞお入り下さいませ。

少し分かりにくい場所ですがお電話にてお問い合わせ下さい。

 

開封いたしました

ケイデンヘッズ・グリーンラベル・デメララ1975

Demerara Rum 1975 /38.5% /Cadenhead’s Green Label

H 1000 / F 1800

 



 

年末年始は多くのお客様にお越しいただきましてありがとうございました。

御席をご用意できなかった皆様方、誠に申し訳ございませんでした。

三が日は久々にグラスのビンテージ・シャンパーニュもご提供させていただき、楽しめました。

泡と消えるシャンパーニュの儚さは蒸留酒の対極にあり、こちらも魅力的ですね。

 

今回の開封は老舗ボトラー、ケイデンヘッドの詰めたデメララ・ラムです。

この1975は同ラベルで2000年前後から数年毎に定期的にリリースされていて

当店でもその都度継続して扱っておりますが

発売される度に自然に度数が下ってきました。

 

40.5度から40.3度に、前回ついに40度となりそれが最後かと思ってましたが

そしらぬ顔で38.5度で出てきました。

ラムは英国でもウイスキーのような40度以上の規定が無いのですね。

勉強になりました。

 

当店ではストレートでお飲みいただく長期熟成のデメララ・ラムの基準として扱っているボトルです。

コーヒーやビター・チョコレートの深い苦味を伴った甘みに

ほのかな塩と干した海草の旨味が重なって飲み応えがありますが

度数のためかさらりと上品です。

 

3樽のバッティングで600本程度の販売だそうです。

是非お試し下さいませ。

 

 



 

新年開封したラムは、ラ・マニーのヌーヴォー・モンドXOとデパズのモンターニュ・プレXOです。

どちらも当店の定番で品質は折り紙つきです。

今年も上質なマルティニークをお愉しみ下さい。

 


 

今年最初に売り切れたボトルはケイデンヘッドの黒ダンピーのクレイゲラヒでした。

素晴らしい美酒でした。

これでクレイゲラヒは無くなりました。また近く良いものをご用意いたします。

 

 

 

先程ご近所の粟田神社の出世えびす祭に行って参りました。

祇園のえびすさんは大変な混雑ですが

こちらはのどかです。

境内では甘酒が振舞われ

添えられたおろし生姜を溶き入れると更に温まります。

 

 

ここ数日の京都は厳しい寒さです。

専門店ならではのホット・バタード・ラムなどいかがでしょうか。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

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