カテゴリー : マッカラン

ラフロイグ 10年 90年代初頭流通品

 

 

開封いたしました

ラフロイグ 10年 90年代初頭流通品

Laphroaig 10yo /43% /DB /bot. pre 1994

H 1200 / F 2200

 



 

暑くなって参りました。

毎日モヒートとハイボールをお作りしておりますが

一息つかれた後には

この時期にもふさわしいアイラの短期熟成品の古酒はいかがでしょうか。

 

ラフロイグは1994年にチャールズ皇太子が蒸留所を訪問して御用達とし

それ以降はラベルに“プリンス・オブ・ウェールズ”の紋章が入ります。

このボトルはそれ以前のもので

イタリア向けにチンザノ社が輸入したものです。

 

ラフロイグは70年代はもちろん

80年代蒸留にも驚くほどフルーティーなものが散見され

このボトルにもそういった樽がヴァッティングされているように思えます。

程よいスモークと潮気の後に

ほのかにフルーティーな余韻が心地良いです。

水割りにすればより引き立ちます。

 


 

 

その他の入荷品です

Laphroaig 1983-99 /52.1% /Mackillop’s Choice     H1000 / F1800

Laphroaig 2006-13 /6yo /59.0% /The Cooper’s Choice , Shinanoya

Islay Blended Malt 2001-07 /46% /Acorn

Islay Blended Malt 2001-07 /62% /Acorn     F1200 (H800)

 

マッキロップ・チョイスは抑えたスモークと熟成感、果実香の萌芽が魅力

信濃屋さんの2006はしっかり樽が効いていて若さを補っています。甘くてスモーキーです。

エイコーンさんのブレンデッド・モルトは懐かしいボトルです。

ラベルの判じ絵を解くと混和されている3種のアイラ・モルトがわかります。

特に46%はスモークも強く構成のバランスも良くおすすめです。

 


 

 

今週はメニューからドリームスのロングロウとマッカランの50’sが売り切れました。

ロングロウはしばらくCVのみになります。

また涼しくなりましたら熟成感のあるものを御用意いたします。

CVもとてもおいしいですよ。ハイボールにも向いています。

 

マッカランは20’sから40’sまではまだございます。

新作もオフィシャルの限定品などで良い物も出始めているようですから

旧ボトルで繋ぐ時代もそろそろ終わるのかもしれません。

王者にふさわしい華麗な復活劇を見たいものです。

 

 

四周年記念テイスティング・セットの企画は今月中開催しております。

for Whisky Connisseurs

エイボンサイド8年 エドワルド・ジャッコーネ

ボウモア1968 25年 オフィシャル

ボウモア1968 37年 ダンカンテイラー&テイストスティル

for Rum Lovers

モンターニュ・プレ1975 シャンタル・コント

トロワリビエール1969

ケイデンヘッズ グリーンラベル デメララ15年

各15ml×3で4000円での御提供です。

無くなり次第の終了です。御了承下さいませ。

 

 

 

 

 

先日は相国寺内の承天閣美術館に若冲展を見に行きました。

小規模な展示ですが若冲の大胆さと緻密さの両極の魅力を愉しめました。

また相国寺の広大な寺域は夏空を眺めるのに最適です。

梅雨が明けたらまた訪れたいですね。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

グレンエイボン 15年 セスタンテ

 

開封いたしました

グレンエイボン 15年 セスタンテ

Glen Avon 15yo /Avonside Whisky LTD /Sestante /40% /bot.1980s

H 1300 /F 2400

 


 

セスタンテ扱いのGMのグレンエイボンです。

瓶型からファークラスと思い込んでいましたが

どうやら60年代のマッカランだと言われているようです。

改めて調べてみましたが絞り込むことはできませんでした。

 

程よく焼けたトーストのような穀物の香ばしさと

力強い蜂蜜や黄桃のコンポートの甘い香りが

徐々にビターに変化していきます。

上質なシェリー樽熟成のウイスキーです。

どうしても先入観が入りますが

かつて飲んでいた昔日のマッカランの印象に近いように思います。

愛好家の皆様がマッカランを特別視される理由は

濃厚なシェリー樽熟成でありながら

それに付随することの多い過剰な苦味や硫黄香が無く

相反する長所を兼ね備えている点でしょう。

このボトルもそのように思えます。

しみじみ美味しく、お勧めできる一本です。是非お試し下さいませ。

 

 

 

先の木曜日は当店窓より見える知恩院三門の明かりがいつまでも消えず

4時の閉店時にも灯っていました。

不思議に思い調べると

“ミッドナイト念仏 in 御忌”といって

法然上人の忌日法要に夜通し念仏を唱えているようです。

当初参加するつもりは無かったのですが

帰宅後つい好奇心が出てしまい、散策ついでと出掛けて

随時入退自由とのことで三門の上まで上がってみました。

楼上には蝋燭の薄明かりの中で一面に座布団と木魚が用意され

朝5時頃ですが20数名が僧侶の念仏に合わせて木魚を叩いていました。

若者も多くなかなかの熱気です。

私も座して20分程参加しましたが

十六羅漢像や探幽筆といわれる天井画も昼間に見るより迫力があり

また楼上の回廊より美しく明けゆく洛中を眺めることもでき

珍しく楽しい体験でした。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

 

マッカラン 1977-2000 シルバーシール

 

開封いたしました

マッカラン 1977-2000 23年 シルバーシール

Macallan 1977-2000 /23yo /50% /Silver Seal /240bts

H 1400 /F 2600

 


 

シルバーシール社のファーストボトリングのマッカランです。

かつて“シングルモルトのロールスロイス”と謳われた別格の気品や

100%シェリー樽熟成といった伝説は絶えて久しくなりましたが

その名声はなお聞こえくる特別な蒸留所です。

近年世界的な需要の増加やシェリー樽の不足から

古典的なスタイルのマッカランを入手することが難しくなりました。

結果、オフィシャルボトルは非現実的なほど高騰し

当時割高に思えたイタリアン・ボトラーの物が手頃に感じます。

 

今回より試験的に当店での御提供価格を併記しております。

Hは15ml、Fは30mlのお値段です。

ご検討の上、是非お試し下さいませ。

 

 

店前の高瀬川の桜の蕾もふくらんでまいりました。

あと数日で洛中の風景も華やかに一変するのでしょう。

心躍ります。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

 

グレンリベット1968&ブローラ1981 ダンカンテイラー

 

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます

 

開封いたしました

グレンリヴェット 1968-2007 38年 & ブローラ 1981-2009 27年 ダンカン・テイラー

Glenlivet  1968-2007 /38yo /50.9% /Duncan Taylor /#8227 /470bts

Brora 1981-2009 /27yo /51.3% /Duncan Taylor /#291 /330bts

 



 

昨年の最終で開封したボトルです。

グレンリベットはリッチなシェリー樽熟成ながら軽快さも感じられる同社らしい仕上がり、

ブローラはダンカンテイラーからの最後の一本だったはずです。

蒸留所とボトラーのハウススタイルが拮抗しつつも

それぞれの長所が共存した楽しめる美酒です。

燻気の無い後期ブローラのスタイルですので

オフィシャル30年の初期スタイルと比較してみて下さい。

現在DBは3rdと4thを開栓しております。

 

 


 

 

現在御提供中のダンカン・テイラー社のボトルです

Springbank 1967-2002 /35yo /40.5% /#1943 /214bts

Bowmore 1969-2003 /33yo /41.6% /#6086 /216bts

Macallan 1969-2005 /35yo /45.4% /#8366 /127bts

Tomatin 1976-2011 /34yo /51.0% /#6822 /301bts

Scapa 1977-2006 /28yo /59.4% /#2832 /186bts

Linlithgow /1982-2003 /21yo /63.0% /#2211 /264bts

 

 



 

Rarest of the rare

Glenugie 1981-2005 /23yo /61.9% /#5155 /516bts

Deluxe Blended 33yo /43.4% /750bts

(Kinclaith,Ladyburn,Glen Mhor,Glen Albyn,Glencraig,Carsebridge)

以上です

 

独自のハウススタイルを前面に押し出した同社の方針には

当初より賛否ありましたが

振り返ればその革新的な技術力と豊富なストックで

近年のモルト・ウイスキー業界に一定の方向性を示したと言えるでしょう。

後世その功績は更に高く評価されると思います。

 

 

京都は年初から雪です。

白くそびえる叡山の美しさは格別です。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

ストラスアイラ 1965-2002 ジェームス・マッカーサー

 

 

開封いたしました

ストラスアイラ 1965-2002 ジェームス・マッカーサー オールド・マスター

Strathisla 1965-2002 /James Macarthur’s Old Master’s /51.7% /#2908

 

御好評をいただきましたストラスアイラ1965-2007、GM for JIS,#2909 が空きましたので

隣の樽を開封いたしました。

 

#2910はGMからリザーブ・ラベルで出され絶賛されたボトルで

#2909は61本しか無かったためかあまり話題になりませんでしたが

前者と比べても私的にはより良いと思える極上の美酒でございました。

 

この#2908はGMからではなく、ジェームス・マッカーサーから出されましたが

同社は1982年創業の比較的新しいボトラーですので

樽はGM社より購入したものかと推測されます。

 

良質なシェリー樽由来のベリーの香りと

シルキーながら穀物の旨みのしっかりした酒質で

やはり素晴らしい出来でございます。

まだ肌寒いこの季節におすすめでございます。

是非お試し下さいませ。

 

最近の入荷品です

Glen Keith 1971-2004 /32yo /SMWS 81.11 /Whisky Magagin Live Tokyo 2008

Sherry Butt /56.4% /#8124

Yoichi 1985-2007 /Whisky Magagin Live Tokyo 2007 /50.7% /#250192 /242bts

Talimburg 1982-2005 /23yo /Whisky Fair /Bourbon Hogshead /49.5% /#2545 /222bts

Macallan 7yo /DB for Italy /40%

Lagavulin 16yo /DB /43% /bot.1980s

以上です。

 

どのボトルもおすすめできます。

お試し下さいませ。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

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