カテゴリー : マッカラン

ブナハーブン 1966-2002 36年 ピアレス・コレクション

 

 

開封いたしました

ブナハーブン 1966-2002  36年 ダンカン・テイラー ピアレス・コレクション

Bunnahabhain 1966-2002 /36yo /40.1% /#4872 /190bts /Peerless Collection,Duncan Taylor

H 2100 / F 4000

 

212

 

洛中の木々も色づき始め、京の秋の訪れです。

長期熟成のウイスキーの季節です。

 

初期ピアレス表記のブナハーブンです。

爽やかな果実と香木様の香りと

樹液のような甘いフレーバーで

期待通りの内容です。

秋の夜のお供にふさわしい一杯かと存じます。

是非お試しくださいませ。

 

153

 

こちらも開封しております。

古酒のバルヴェニー・クラシック、若いウイスキー・フープのアラン、共に佳酒です。

アイラより、アードベッグ・ウーガダールは2004年ボトリングの初期ロットで

1976・77のシェリー樽と91・92バーボン樽のバッティングという贅沢な造りです。

お試しください。

 

128

 

今回売り切れたのは、ピアレスのスプリングバンク1967・マッカラン1968の25年

ハートブラザーズのハイランドパーク1968・プレストンフィールドのボウモア1972

ウイスキーフープのトマーティン1976などでした。

 

観光都市京都の場所柄でしょう、台湾・香港からのお客様がとても多くなりました。

今はSNSなどで店の情報が広まるようですね。

物静かで好奇心旺盛な、ウイスキー愛好家の気質は世界共通のようで

当店でも皆様ゆったりと美酒を愉しんでいただいています。

 

それに皆様お詳しい。良い物から上手にお選びになります。

特にシェリー樽の長期熟成物が人気のようです。

御要望にお応えできるよう尽力いたします。

 

 

 

 

 

036

 

鳳雅のラベルに触発されてか

久々に宇治の平等院に行ってまいりました。大修復後は初めてです。

写真は逆光になってしまいましたが

丹土の赤も鮮やかに、美しく改修されていました。

 

屋根の上、向かって右の北方像の方が大きく造られており

雌雄の別があるなら、こちらが雄の“鳳”なのでしょう。

夕陽を背に金色に輝いていました。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

ミッシェル・クーヴレー氏のオールド・グレーン・ウイスキー 

 

 

洛中はまだ暑い日が続きますが、確実に日は短くなり

夏の終わりの兆しを感じます。

 

開封いたしました

ミッシェル・クーヴレー グレーン5年

Michel Couvreur Grain Whisky 5yo /44%

F 1500  (H 900)

 

104

 

故ミッシェル・クーヴレー氏の古いグレーン・ウイスキーを開封いたしました。

写真左の赤いボトルです。右は近年の物です。

世界の名酒事典では91から94年度版まで掲載されていますので

そのころの流通品でしょう。千歳商会の輸入です。

 

ラベルの文言は

Scotch Whisky

From malted and unmalted Grain

Patent and pot still distillation

5years ageing in oak casks

Bottled in Scotland

と記されています。

 

少し解り難い記述です。

私の認識ではそれはブレンデッド・ウイスキーではないかと思うのですが、どうなのでしょう。

ジャンルにこだわらないクーヴレー氏ならではの独特な選択です。

 

淡白ながら多彩な香味の要素があり、愉しめる内容です。

来月にはサントリーさんの新商品“知多”も発売されますので

グレーン・ウイスキーもより注目されるかもしれませんね。

今の気候にちょうど良い佳酒です。お試しくださいませ。

 

 

058

以前御本人より頂戴した、氏の所有畑のアリゴテです。

サインもしてくださいました。

にごりの中に豊かな旨みと酸味ある、やはり個性的なワインでした。

 

025

今回売り切れたのはダンカンテイラーのマッカラン1969とGMのクライヌリッシュ1972です。

どちらも果実香豊かな近年の傑作でした。

 

 

 

 

 

062

昨夜の送り火 松ヶ崎の“妙” 故人を弔う炎です

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

マッカラン12年80年代流通品 GMロングポンド1941-99

 

 

六周年記念祭を開催中です。6月15日まででございます。

 

103

 

ウイスキー  マッカラン 12年 43% オールドボトル  30ml  1600円

ラム  ロングポンド 1941  50%  ゴードン&マクファイル       15ml   1600円

Macallan 12yo /43% /OB /bot.1980’s   / 30ml 1600 JPY

Long Pond 1941-99 /50% /Jamaican Rum /Gordon&MacPhail   / 15ml 1600 JPY

 

「昔のマッカランはどんな味だったんですか」

と、若いお客様によくご質問をいただきます。

昔といってもひとくくりにはできませんが

このボトルはその回答の一つです。

 

瑞々しい極上のシェリーの甘さ

香りと味の一体感と舌触りのなめらかさ

いつまでも飲みつづけていたくなるバランスの良さ

 

“シングルモルトのロールスロイス”と称えられた時代の香味です。

往時のスタンダードですが、近年の高騰で今後の入手も御提供も困難になりました。

是非ともこの機会にお試しいただきたいと願います。

 

 

078

 

ラムは英領時代のジャマイカにて、1941年5月3日に蒸留されたものです。

戦前戦後の古酒は何本か扱いましたが、二次大戦中の蒸留は初めてです。

 

強烈に個性的なラムです。旧英領系ラムの愛好家以外にはおすすめできません。

有機溶剤と魚介の乾物が混和した、複雑な強い香りです。

凝縮された旨みと乾燥スパイス類の刺激が

超長期の熟成によって渾然となっています。

突出した各要素は過剰かもしれませんが、決して退屈させることは無いでしょう。

 

205

 

来歴の証書です。

1941年にジャマイカで蒸留、1946年に英国本土に運ばれて

1967年よりエルギンで熟成されたと記されています。

 

少し奇妙な記述です。46年から67年まではどこに保管されていたのでしょう。

エルギンにはGM社とその熟成庫がありますが

もし社内で別の熟成庫から移動したのなら、元の保管場所も記すのではないでしょうか。

前所有者の存在が推測されます。

 

戦時下に蒸留して、戦後の混乱期に長距離輸送できるラムの有力な保有者は

私には英国海軍しか思い当たりません。

 

英国海軍は、1970年までラムの配給を続けていました。

あくまで私の憶測ですが

その配給停止を前に民間に樽を払い下げ、それをGM社が買い取ったとすれば

この来歴も納得がいくように思います。

蒸留日をきちんと記録する几帳面さも、海軍保有のラムの特徴の一つです。

 

この私説には証拠も、裏付けする記述もありませんので

このボトルにまつわる一つのロマンとして楽しんでください。

 

 

064

 

どちらもあと少しです。売切れ次第終了となりますので御了承くださいませ。

 

 

154

 

ラムが想定より人気でしたので、何本か追加で開封いたしました。

ケイデンヘッドのポートモーラント1964と

シャンタル・コントのモンターニュ・プレ1975、サント・リュス1977です。

こちらも劣らぬ美酒揃いです。お試しください。

 

 

 

013

 梅雨時の愉しみは紫陽花。得浄明院の門前にて。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

テイラー1960とポルトガルの思い出 六周年に寄せて

 

 

六周年記念祭を開催中です

 

037

 

ポートワイン  テイラー ヴィンテージ・ポート 1960     1600円

ラム  ロングポンド 1941  50%  ゴードン&マクファイル       15ml   1600円

ウイスキー  マッカラン 12年 43% オールドボトル  30ml  1600円

Taylor Vintage Port 1960 for Harrods   / 1 glass 1600 JPY

Long Pond 1941-99 /50% /Jamaican Rum /Gordon&MacPhail   / 15ml 1600 JPY

Macallan 12yo /43% /OB /bot.1980’s   / 30ml 1600 JPY

 

 

好評のポルトはラスト一杯ですので、本日までの御提供です。

少しずつ色濃くなり、甘みもより増しています。

(6月6日売り切れました)

 

ラムはとても個性的で初めての方にはおすすめできませんが

愛好家の方々に支持されて一番出ています。

 

また近年良い時代のマッカランをお出しするのも難しくなりました。

是非この機会にお試しくださいませ。

 

ポルトは本日売り切れまで

ラムとウイスキーは6月15日までの御提供でございます。

 

 

 

 

15060400020

 

ポートワインの生産地、ポルトガルの古い都市ポルトを訪れたのは2002年のことです。

一週間滞在して生産者や上流域の畑を訪ねました。

まだフィルムのカメラを使っていた頃で、あまり写真も残っていませんでしたが

少しだけご紹介いたします。

 

スペインのヘレスから長距離バスでポルトガルの首都リスボンへ入りました。

コスタ・デル・ソルを抜け、アフリカ大陸を左に眺めながら進みます。

ユーロ導入に伴う旧通貨の廃止直後でしたので

廃業した両替商の店舗が国境沿いにゴーストタウンのように並んでいたのが印象的でした。

 

15060400021

 

 

リスボンです。酒屋をめぐり、夜は店から洩れるファドを聴きました。

ソラール・ド・ヴィーニョ・ド・ポルトという国営のポートワイン専門のバーがあります。

アルファという高速鉄道に乗れば、快適に3時間ほどでポルトです。

 

15060400017

 

ドウロ川から見た美しいポルトの街。

 

15060400018

 

対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアです。ポートワイン各社の熟成庫が並びます。

観光名所になっており、たくさんの生産者を訪ね見学・試飲させていただきました。

 

15060400019

 

市街に戻って坂道の路地を散策します。

 

15060400015

 

酒屋にはポートワインのブランデーが並びます。

まだユーロにエスクードが併記されています。

 

15060400014

 

100年以上前の路面電車が現役で働く、黄昏の街です。

 

vinologia

 

おすすめのポートワイン専門店、Vinologiaです。

ポートワインに魅了されてポルトに移住したフランス人、ジャン・フィリップ氏の店です。

滞在中毎日通いました。

 

多彩なタイプのあるポートワインの全体像を知り、その多様性を楽しむための

テイスティング・セットが充実していて、丁寧に解説していただけます。

 

ホワイト・ルビー・LBV・トゥニー・コリェイタと、タイプの特徴を知るためのセットや

ホワイトだけの生産者別6種セットなど

セミナーを受けているように、飲んで楽しみながら学べるよう工夫されています。

私のポルトの知識と技術のほとんどをジャン氏に教えていただきました。

現在当店でラムの御説明をする際にも、ジャン氏の方法を真似させていただいています。

 

パナシュカル

 

ジャン氏に御紹介いただいて、畑を見に行きました。

ポートワインの醸造所と畑は、ポルトの街の中心を流れるドウロ川の上流にあり、

世界遺産にも登録されています。

 

15060400013

 

早朝の列車でポルトを出発し

 

渓谷

 

蛇行するドウロ川に沿って、切り立った崖の上の線路を進みます。

絶景です。

 

駅

 

のどかなピニャン駅に着きました。後方の山に段々畑が見えています。

ジャン氏によれば、

「駅で待っていれば、地元の人が白タク代わりに畑まで乗せていってくれるから」

とのことだったのですが

 

事故車

 

待っていたのはこの一台。事故車の牽引中だったのでしょうか。

声をかけられて交渉し、この状態のまま狭い断崖の山道を畑まで連れて行っていただきました。

怖かったです。

 

棚

 

キンタ・ド・パナシュカルの段々畑です。

今回扱ったテイラーと同資本の、フォンセカ社の畑です。

受付でヘッドフォンセットを借りて、解説を聞きながら一人で畑を回ります。

選べる6言語のうち一つは日本語で、嬉しくなりました。

 

畑

 

最終日に、ジャン氏にお願いしてヴィンテージ・ポートを開けていただきました。

 

デキャンタ1

 

ポルトの最上級タイプであるヴィンテージ・ポートは、フレッシュな果実味が魅力ですので

グラスでは売っていません。ボトルを買わなければなりません。

貧乏旅行の予算からなんとか捻出した、それでも充分ではない私の提示額から

キンタ・ダ・ロマネイラ ヴィンテージ1985

を、選んでいただきました。

 

生産者・ヴィンテージ共に最高で、ただ今飲むにはまだ若すぎるが、

良い物を飲んだ方が経験になるから、とのことでした。

 

デキャンタ2

 

専用の器械で澱引きをします。

 

テイスティング

 

このピエロのような格好をしているのが私です。若さゆえ、お赦しください。

ピンぼけの写真で助かりました。

一人で一本飲むわけにもいかず、酔いも手伝って自然とその場の皆さんと共に飲めました。

海外でもいつも私は一人黙って飲み食いするだけですので

この日は特別な楽しい夜になりました。

 

ヴィンテージ・ポートを開けるときはいつも、この夜とこのボトルの味を思い出します。

 

 

 

 

普段は扱わないポート・ワインを開けることで

楽しい節目となり、スキルの再確認にもなりました。

ラムとウイスキーの探求が本業で、他の事に手を出す余裕はありませんが

また何かの機会に愉しめたらいいなと思います。

お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

六周年記念 テイラー1960 ロングポンド1941 マッカラン12年

 

 

おかげさまで弊店も六周年を迎えることができそうです。

皆様この一年もお支えいただきましてありがとうございます。

心よりの感謝を申し上げます。

これからも末永くよろしくお願い申し上げます。

 

今年もささやかながらこの時だけの特別な美酒を3種ご用意いたしました。

本日よりの御提供です。

なくなり次第終了となりますのでご了承くださいませ。

 

036

 

ポートワイン  テイラー ヴィンテージ・ポート 1960     1600円

ラム  ロングポンド 1941  50%  ゴードン&マクファイル       15ml   1600円

ウイスキー  マッカラン 12年 43% オールドボトル  30ml  1600円

 

Taylor Vintage Port 1960 for Harrods   / 1 glass 1600 JPY

Long Pond 1941-99 /50% /Jamaican Rum /Gordon&MacPhail   / 15ml 1600 JPY

Macallan 12yo /43% /OB /bot.1980’s   / 30ml 1600 JPY

 

144

 

 

何か普段と違うものを、と今回はポートワインをご用意いたしました。

グレート・ヴィンテージ1960の名門テイラーです。

ロンドンの高級デパート、ハロッズ向けのものを、JISさんが輸入したものです。

すでに澱引きしてデキャンタに移してあります。

 

早速テイスティングいたしましたが、素晴らしい熟成状態です。

55年の時を経て、なおフレッシュな果実味と洗練された甘みを保っています。

私も1960を口にするのは、生産地のポルトを訪れた2002年以来です。

 

ポートをお飲みにならない方も是非試してみてください。

きっと気に入っていただけると思います。

 

 

ラム・ウイスキーともに良い時代の美酒をご用意いたしました。

また追って各ボトルのご説明をさせていただきます。

 

本日より6月16日まで、とさせていただきたいところですが

16日が定休日ですので、6月15日月曜日までの御提供といたします。

それ以前でも無くなり次第の終了です。

特にポルトは数日で売れてしまうかもしれませんのでお急ぎくださいませ。

当日の5月30日にはグラスのシャンパーニュもご用意いたします。

 

 

 

198

 

 

今年から7時開店となり

この季節は窓外が明るいうちからの営業になります。

先斗町の瓦屋根から鴨川、祇園、東山と馴染みの場所ですが新鮮な風景です。

東山に見える大きな三角形は、2019年まで大修復中の知恩院御影堂の覆屋です。

 

まだまだこれから先も新しい景色が見られるのでしょう。

楽しみです。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

五周年記念 ジャッコーネのジャマイカとボウモア1968

 

 

おかげさまで当店も五周年を迎えることができました

 



 

開店時、「京都でラムとウイスキーの専門店なんて5年もたないよ」と言われました。

私も親しい人にはそう言うでしょう。

そう言われてやめるようならその方が良いのです。

諸先輩方の厳しい御忠告に心より感謝申し上げます。

それにも増して、これまでお支えいただきましたお客様方に更なる感謝を申し上げます。

 

今年も当店をご支持いただいております皆様方への御礼といたしまして

15ml×3種でチャージ込み5000円の特別なテイスティング・セットを御用意いたしました。

昨夜0時より御提供させていただいております。

 

昨年は3種2セット固定とさせていただきましたが

今年は昨年の反省も生かしてプリフィックスとさせていただきました。

 



 

五周年の記念といたしまして

洒落でロンドンの酒舗・ウイスキー・エクスチェンジの五周年記念ボトルを開封させていただきました。

 

こちらと、当店の全ての在庫よりお好みの2種をお選びいただきまして

15ml×3種でチャージ込み5000円で御提供いたします。

記念ボトルが無くなるまで40セット強の御提供となります。

 

記念ボトルは

WEの5周年となる2004年に、ポートエレンを含む当時のアイラの8つの蒸留所からの

7年から37年の50種程の原酒をヴァッティングして

一年間後熟して

70本限定で生産されたものです。

 

50種ヴァッティングで70本ということは

小さな樽かボンボンヌに

ボトルからどんどん注いでいく様子が想像されます。

 

また、一例といたしまして

ハートブラザーズのボウモア1968-2002・34年と

エドワルド・ジャッコーネ氏の詰めたジャマイカン・ラム15年を新たに開封いたしました。

上掲の写真の組み合わせです。

 



 

組み合わせは自在ですから

例えばオフィシャルの古酒がお好みの方には、マッカラン1968の25年とボウモア・デラックスを。

 

 


 

ボトラーズからはスプリングバンク1967の2種飲み比べ。

 


 

またラムの愛好家の方にはにはJバリー1957とアプルトン1949など

さまざまな愉しみ方をお選びいただけます。

どのボトルをお選びいただきましても15ml×3種でチャージ込み5000円でございます。

 

昨夜より慌しく充分な御説明ができませんが

まずは取り急ぎ記念祭のお知らせをさせていただきました。

お得な内容かと存じます。

是非お試し下さいませ。

 

 

 

 

例年この時期になると、自宅近くの市立美術館前の山法師が見事に白い花を咲かせます。

 


 

5年前から変わらぬ美しさです。

 


 

山法師が咲くと白川に蛍が飛び始めます。

京の夏の始まりです。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

GWの営業のご案内

 

 

GWの営業のご案内です

 

GW中も通常通り

4月29日(火)・5月6日(火)とお休みさせていただきます

よろしくおねがいいたします

 

 


 

最近売り切れたのはシグナトリーのマッカラン1966とボウモア1968の25年です。

どちらも傑作でした。

特にボウモアは伝説的なボトル群に比肩するレベルでした。

 

 

 

京都各処では春の文化財特別公開が始まりました。

通常非公開の文物を見物できますので観光におすすめですが

春は特に期間が短く10日間程だけですのでご注意下さい。

私もご近所ながら普段入れない知恩院の大方丈には行きたいですね。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

マッカラン 1988-2001 カレドニアン・セレクション

 

京都は桜が満開です

 

 

開封いたしました

マッカラン 1988-2001 カレドニアン・セレクション

Macallan 1988-2001 /55.5% /#5314 /Sherry Butt /Caledonian Selection /Liquid Gold /Rinaldi

H 1100 / F 2000

 


 

開花宣言からわずか数日で

洛中は花盛りです。

 

心浮かれるこの季節に

イタリア流通の若いマッカランはいかがでしょうか。

 

リキッド・ゴールド社のカレドニアン・セレクションは

ポットスチル型のボトルがユニークです。

ボトラー物ながら元詰めの正規代理店リナルディが輸入しています。

 

シェリーバット熟成ですがさほど濃色でなく

リフィルかと思われます。

 

上質なシェリーの甘みに

やや青い原酒の力強さが混ざり合い

若々しい魅力に満ちています。

 

蒸留設備の新設や新商品の開発で何かと話題のマッカランの

名門の底力を感じてください。

 

 

 

 


満開の円山の枝垂桜

ここ数年老いて花勢が弱まっていたが、今年は盛り返して見事な姿を見せてくれた。 

園内に三代目が控えているがしばらく出番は無さそうだ。

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

年末のご挨拶 オーヘントッシャン1966 23年 クリスタル・デキャンタ

 

 

年末年始は休まず営業いたします。

1月6日から9日まで休業させていただきます。

特別な事はいたしませんので静かな時間をお過ごし下さいませ。

 

 

開封いたしました

オーヘントッシャン 1966 23年

Auchentoshan 1966 /23yo /43% /Morrison Bowmore LTD

H 1200 / F 2200

 


 

モリソン・ボウモア社の詰めたオーヘントッシャンの古酒です。

アーマーと同じ形状のクリスタル・デキャンタに入っています。

当時良く使われたもののようですね。

 

開封時はコルクの香りが強く、少し不安がありましたが

現在はそれがきれいに抜けて、艶やかな果実香に変わりました。

プレーンな酒質に樽由来の渋みが程よく乗って

軽い飲み口ながらゆったりと愉しめる複雑さがあります。

今が飲み頃です。お試し下さいませ。

 


 

最近売り切れたボトルです。

マッカランの1861レプリカとGMケルティックのロングモーン1968です。

 

先週は洛中でも大雪が降るほど冷えたためか

シェリー樽での長期熟成のスコッチがよく出ました。

このタイプの近年の高騰もあるのかも知れませんね。

今後あらたに仕入れるのは難しいと思います。

 

ロングモーンはケルティックの65.66、リザーブの69、ライフの72、GMカスクの73など

おいしいボトルがいろいろ開いていますので

ぜひ今のうちにお試し下さいませ。

 

 

大晦日です。

皆様に支えていただいて、なんとか年を越すことができそうです。

心より御礼申し上げます。

 

今年はなんといってもナインリーヴスの操業開始と蒸留所を見学できたことが最も印象的でした。

まさか畿内にラムの蒸留所ができるとは、という驚きから

その完成度の高さと展望に心を奪われました。

世界トップレベルの品質です。遠からずより広く認められることになるでしょう。

 

実はNine Leavesの記事は完結しておりません。

熟成と今後の展望についても書かせていただきたいのですが

そのためにまずラム全体に関する記事を先行してお伝えしたいのです。

遅筆で申し訳ありませんが来年初頭には掲載いたします。

 

また毎年言っているような気もいたしますが

来年こそは再びカリブを訪れて生産の現場の御報告をしたいですね。

 

前回の記事でご紹介させていただきましたグアドリンクの内野氏より

来年放送されるカリブの番組を教えていただきました。

カリブ海楽園大紀行という番組で、1月1日と2日に放送されます。

俳優の大沢たかおさんがマルティニークやセントマーチンを紹介されるようですね。

お正月の楽しみにぜひご覧下さいませ。

 

 

さて、今から出勤して本年最後の営業です。

今宵も皆様方のお越しをお待ち申し上げます。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

マッカラン 16年 ハートブラザーズ・絵画ラベル

 

寒くなりました。

濃厚な香味の熟成酒がおいしい季節です。

 

開封いたしました

マッカラン 16年 ハートブラザーズ

Macallan 16yo /43% /Hart Brothers

H 1500 / F 2800

 


 

英国のボトラー、ハート・ブラザーズの詰めた濃厚シェリー樽熟成のマッカランです。

蒸留年は不明ですが、社名の字体がこのタイプなのは90年代前半までのようですから

70年代末くらいの蒸留でしょうか。

 

絵画のラベル・シリーズの詳細はわかりませんが

この絵は19世紀英国の画家エドウィン・ランドシーアの“The Highland Whisky Still”です。

1820年代に描かれ、当時の密造の様子を伝えています。

 

左奥のボトルは確か90年代末くらいに流通した、同社のアート・コレクションと銘打たれたシリーズで

これはマクダフの1974です。ほかにグラッサも扱いましたがどちらも良かったです。

こういった絵画シリーズの旧作でしょうか。こちらはヴェネチアの風景画です。

 

かつてのマッカランの印象通りの美酒です。

ビター&スイートな香味は飲み応え充分で

深い充足を与えてくれます。

 

寒い季節にしか愉しめない喜びがあります。

是非お試し下さいませ。

 

 



 

こちらも開封いたしました

アーマー20年です。 H 1000 / F 1800

特級時代の輸入品で、記載はありませんが60年代蒸留のグレンファークラスだそうです。

こちらは程よいシェリーの風味で、気品あるシルキーな舌触りの美酒です。

I様ありがとうございました。

 

 

 

本日の休みは夕刻過ぎに目覚めましたので

6時まで開いている細見美術館の江戸琳派展へ行ってから

高台寺圓徳院の夜間公開を見てきました。

 

江戸琳派の華やかな色遣いは楽しく

圓徳院の方丈からは、色づき始めた庭園の静寂をゆっくりと味わえました。

 

寺社の夜間公開には賛否ありますが

私のような夜行性の人間にはありがたいものです。

 

今からが紅葉の美しい季節です。

夜も洛中の随所でライトアップの建築と庭園が見られます。

この季節ならではの愉しみを是非ご覧になって下さいませ。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

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