カテゴリー : プルトニー

R&W 真夏のスモーキーまつり

 

 

洛中は祇園祭が山場です

 

一段と暑くなりました。

ハイボールでおいしい若くてスモーキーなウイスキーを一挙御用意いたしました。

 


 

写真右から

Kornog /46% /Celtic Whisky Compagnie

Ardbeg “Auriverdes” /49.9%

The Six Isles  St.Etienne Rum Cask Finish /46%

Laphroaig 10yo /Cask Strength /55.7%

Tobermory(Ledaig) 2005 /7yo /61.9% /Visual Flavour

燻酒 /50%

Old Pulteney & Caol Ila 11yo /La Maison du Whisky /46%

 

ゴルノグは、ケルトの色濃いフランス・ブルターニュで造られるピーテッド・モルト・ウイスキー。

3年熟成とまだ若いですが、湧き上がるスモークは本格派です。

 

アードベッグのオーリヴェルデは本年のアードベッグ・デイの限定品です。

W杯をイメージして作られ、チョコレートのようなビター・スウィートな香味です。

 

シックス・アイルスはアイラ・ジュラ・マル・スカイ・オークニー・アランの6島のモルトをブレンドしたもの。

これはさらに1島、カリブの仏領マルティニーク島のラム樽で後熟した特別仕様です。

キワモノのようですが当店でこそ買わねば、との使命感から購入。

香りには明確なアグリコール・ラムの特徴があり、ミディアム・ピートでなかなかの怪作です。

 

ラフロイグのカスク・ストレングスはバッチ・ナンバーが無い少し前のもの。

 

レダイグは強烈!35ppmってレベルじゃないです。マル島の実力を是非ハイボールで。

 

燻酒はスコッチモルト販売さんがハイボール用に詰めたもの。噂ではLgだとか。

 

カリラ・プルトニーは通好みの2酒をブレンド。旨味しっかりしたバランス良い佳酒です。

 

どれもしっかりと煙の焚き込まれた、炭酸での伸びの良い個性派ウイスキーばかりを集めました。

盛夏にこそおいしい、スモーキー・ハイボールを各種お試しくださいませ。

すべて一杯1200円でございます。

 

 

 



 

祇園祭は先祭が終わり、来週の後祭を待つばかり。

49年ぶりの変化に高揚いたします。

写真は先祭・宵山の長刀鉾。凄い人出と熱気で眩暈がしました。

 

後祭の宵山は屋台が出ないそうですので

落ち着いて見物されたい方には良いかもしれません。

私も楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

 

プルトニー 1977-2003 26年 ピアレス・コレクション

 

 

開封いたしました

プルトニー 1977-2003 26年 ピアレス・コレクション

Pulteney 1977-2003 /26yo /53.5% /#3073 /210bts /Duncan Taylor Peerless Collection

H 1500 / F 2800

 


 

少し前にリリースされたピアレスのプルトニーです。

開封からこの時代のダンカンテイラーならではの華やかな強い果実香が愉しめます。

また塩キャラメルのようなクリーミーな甘さは

二月の厳しい寒さをやわらげてくれます。

 

蒸留所とボトラーのハウススタイルが良い方向に合致して

ピアレスの中でも出色の出来と思います。

お試し下さいませ。

 


 

今週売り切れたのは

GMケルティックのロングモーン1965とシンジケートのインチガワー1985です。

ロングモーンはさすがの美酒でした。ケルティックは現在1966のみになりました。

インチガワーのこのボトルは麦の旨味が素直に愉しめる王道のスペイサイドでした。

まだ市場にあるようでしたら御購入もおすすめできます。

 

 


 

ウイスキーのリストを更新いたしました。

当店の全ウイスキーの銘柄を価格と共にご覧いただけます。

御贔屓の銘柄を探してみてください。

 

 

 

 

二月の京都は寒さ厳しく、日課の散策も休みがちですが

寒中の陽光柔らかな日に、足を伸ばして大徳寺の聚光院へ行きました。

 

方丈は昨年の台風で屋根を破損し、足場を組んで修復中でした。

内部の永徳と松栄の花鳥図はデジタル複製ながら見事です。

 

利休作と伝わる名勝の庭園は残念ながら組まれた足場のため無惨な姿です。

ただ木組みが加わっただけで、魔法が解けたように狭く平凡なものに感じられます。

洗練された禅の庭の美しさは、僅かな加減でたやすく崩壊します。

悪趣味かもしれませんが今だけの美の舞台裏が見られます。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

 

プルトニー 1990-2001 10年 ハートブラザーズ

 

開封いたしました

プルトニー 1990-2001 10年 ハートブラザーズ

Pulteney 1990-2001 /10yo /57.8% /Hart brothers

H 1000 / F 1800

 


 

1988年設立のスコットランドのボトラー、ハートブラザーズより

若い樽出しのプルトニーです。

このボトルはイタリアで流通したもので

ハイスピリッツ社の扱いです。裏面に同社のラベルがあります。

 

プルトニーはスコットランド北部の港町ウィックで造られます。

かつてヨーロッパ最大級のニシン漁の基地として栄えた町で

最盛期には港に1000隻を超える漁船と7000人の労働者が集まって

重労働の慰みに大量のウイスキーを消費したそうです。

 

結果そのアルコールの弊害を恐れた政府により

禁酒法が1922年に施行され、1947年まで続いたそうです。

19世紀からの町の様子とニシン漁の歴史は蒸留所のホームページで見ることができます。

 

“英本島最北の蒸留所”として紹介されてきたプルトニーですが

さらに北のサーソーに今年ウルフバーン蒸留所が操業を開始しましたので

最北の座を譲ることになりました。。

 

プルトニーの香味の特徴は港町のイメージ通りの爽やかな潮風の香りと

ニシンを想わせる強い塩気と旨みです。

特にオフィシャルの12年に顕著に現れていて

暑い季節にロックやハイボールでおすすめしています。

 

このボトルもそれを期待してこの時期に開封したのですが

オフィシャルよりは少しリッチな甘みがあるようです。

その分長くお愉しみいただけるかと思います。

 


 

今週売り切れたボトル達です

ピアレスのボウモア1969・TWEのロッホサイド1964・BBRのカリラ1982・ロンバードのレダイグ1972です。

どれも素晴らしいウイスキーでした。

新たに御用意させていただいたウイスキー・リストから、皆様良い物を上手に選ばれています。

また劣らぬ美酒を開封して参りたいと存じます。

 

 

 

 

 

祇園祭も無事山鉾巡行が終わり

後は花傘巡行や還幸祭を残すのみです。

夜、当店の窓から見える大文字山に

懐中電灯を持って登っている人々がいるのがわかります。

早くも送り火の準備をしているのでしょうか。

京の夏は祭事が多く、暑さが紛れます。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

 

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