カテゴリー : ラフロイグ

ストラスミル 1975-2003 28年 ピアレス・コレクション

 

開封いたしました

ストラスミル 1975-2003 28年 ダンカン・テイラー ピアレス・コレクション

Strathmill 1975-2003 /28yo /48.7% /#1891 /219bts /Duncan Taylor Peerless Collection

H 1100 / F 2000

 

 


 

急に冷えて参りましたので

秋の香りを期待して開封いたしました。

少し前の (と言ってももう10年になりますね) ピアレスのストラスミルです。

 

以前扱ったシークレット・トレジャーのストラスミルはWhiskyfunで最高点のもので

封切りはぼんやりしていましたが

残り1/3を切ってから香味が満開になり

ちょっと凄いなと思うほどのおいしさで、ストラスミルを見直すきっかけになりました。

 

そのボトルがカスク・ナンバー1890と92のバッティングで

間の1891は何処に、と思っていましたが

ありました。

ピアレスで出ていました。

 

全開時の1890/92は青リンゴと洋梨そのものの瑞々しい香りで

この1891も抜栓時に同様の香りでしたが

グラスに近づくと刺激の強い溶剤様になり

まだこなれていないようです。

 

前回のボトルの、弱々しさから徐々に香味を取り戻す変化と逆の

強すぎる刺激を馴らしていく変化を経て

同様の境地に達するのでしょうか。

長い目で見守っていこうと思います。

この秋冬の愉しみが一つ増えました。

 


 

今週はインプレッシブのアードベッグとドラムランリグのラフロイグが空きました。

夏の名残りです。

 


 

ウイスキーのリストを更新いたしました。

当店の全ウイスキーの銘柄を価格と共にご覧いただけます。

御贔屓の銘柄を探してみてください。

 

 

 

 

京の町も秋めいて参りました。

散策に良い季節です。

右京の花園まで足を伸ばして

妙心寺の退蔵院庭園に行きました。

 

途中の御池通りの街路樹も色付き始めていて

その徒歩の心地良い疲労感を

瓢箪と鯰のユーモラスな造形が癒してくれました。

紅葉の直前、一番好きな季節です。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

 

アードベッグ 1978 22年 Giuseppe Gambi

 

開封いたしました

アードベッグ 1978 22年 Giuseppe Gambi

Ardbeg 1978 /22yo /40% /Selected Personally by Giuseppe Gambi

H 1800 / F 3400

 


 

 

リスキーな香りのするボトルを、好奇心を抑えられず開封いたしました。

イタリアのラヴェンナで古酒を扱うジュゼッペ・ガンビ氏の詰めたアードベッグです。

右のカラト向け1974のゴッホ・ラベルと好対照なポップなデザインです。

 

アードベッグは80年代の多くの期間に

その生産を休止していましたので

現在市場にあるもののほとんどは90年代以降の若いものか、70年代以前の古酒かに分かれます。

その中間が無い分古酒は貴重です。

 

また、アードベッグ最大の特徴である強い燻香を生み出していたフロア・モルティングは

70年代に終了してしまっており

再稼動時には香味が大きく変化しています。

 

MJ氏のコンパニオンによれば

“フロア・モルティングが最後に行われたのは1976年から1977年にかけてだが

アードベッグの麦芽がまだしばらく確保されていたことは疑えない”

とのことですから

このボトルにもまだ自家製麦されたものが使われているのでしょう。

 

開栓から香味に重量級の土と煙、紛うことなき70年代アードベッグです。

爽やかな果実香も感じますが、決してフルーティーなウイスキーではありません。

 

やや鈍重なスタートかと思いきや

口に含んだ瞬間に液体から解き放たれたように湧き上がるスモークで

口内が支配されます。

 

加水の40%なのが残念ではありますが

だからこそという部分もあるでしょう。

スペックから想定されるとおりの内容で安心いたしました。

保証できるおすすめのボトルです。是非お試し下さいませ。

 

 


 

今週売り切れたのは

Glenlossie 1981 /16yo /Hart Brothers

Laphroaig 12yo /Trois Rivieres Rum Cask /Kingsbury

Linkwood 1990 /10yo /Chieftain’s Choice

の三本です。

 

やはりこう暑いとアイラと若いものが人気ですね。

「売り切れる前に紹介した方が良いのでは?」

との助言をいただきましたが

空になった瓶との別れが惜しくて載せているだけなのです。

 

 



 

新しいバーの御紹介です。

もうご存知の方も多いと思いますが

先の六月に当店のすぐ近く、窓から見えるほどの場所に

かつて共に働いた同僚の平野貴之氏がバーを開かれました。

BAR Luckenbooth です。

 

ラッケンブースとは

スコットランドの幸運のお守りだそうです。

誠実で温厚な人柄の平野氏らしい

温かい雰囲気の素敵なお店です。

 

ウイスキーも良いものがありますし、カクテルも豊富です。

機会がありましたら是非一度訪ねてみて下さい。

 

 

また今年もジャパン・インポート・システムさんのラムの祭典

“ラム・フェスタ2013京都”

が、来る8月25日に開催されます。

 

大変申し訳ないことながら私はどうにも賑やかなことが苦手で参加いたしませんが

平野氏も参加されますし

京都の素晴らしいバーテンダーの皆様が集まります。

 

チケットは前売りのみでBAR Luckenbooth と

各ブランドアンバサダー店で販売されていますので

この機会にラムの奥深い世界を楽しまれてはいかがでしょうか。

 

 

 

送り火が終わると途端に夏を惜しむ気持ちになって参ります。

この酷暑も愛しいような気がしてくるのが不思議です。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

ラフロイグ 10年 90年代初頭流通品

 

 

開封いたしました

ラフロイグ 10年 90年代初頭流通品

Laphroaig 10yo /43% /DB /bot. pre 1994

H 1200 / F 2200

 



 

暑くなって参りました。

毎日モヒートとハイボールをお作りしておりますが

一息つかれた後には

この時期にもふさわしいアイラの短期熟成品の古酒はいかがでしょうか。

 

ラフロイグは1994年にチャールズ皇太子が蒸留所を訪問して御用達とし

それ以降はラベルに“プリンス・オブ・ウェールズ”の紋章が入ります。

このボトルはそれ以前のもので

イタリア向けにチンザノ社が輸入したものです。

 

ラフロイグは70年代はもちろん

80年代蒸留にも驚くほどフルーティーなものが散見され

このボトルにもそういった樽がヴァッティングされているように思えます。

程よいスモークと潮気の後に

ほのかにフルーティーな余韻が心地良いです。

水割りにすればより引き立ちます。

 


 

 

その他の入荷品です

Laphroaig 1983-99 /52.1% /Mackillop’s Choice     H1000 / F1800

Laphroaig 2006-13 /6yo /59.0% /The Cooper’s Choice , Shinanoya

Islay Blended Malt 2001-07 /46% /Acorn

Islay Blended Malt 2001-07 /62% /Acorn     F1200 (H800)

 

マッキロップ・チョイスは抑えたスモークと熟成感、果実香の萌芽が魅力

信濃屋さんの2006はしっかり樽が効いていて若さを補っています。甘くてスモーキーです。

エイコーンさんのブレンデッド・モルトは懐かしいボトルです。

ラベルの判じ絵を解くと混和されている3種のアイラ・モルトがわかります。

特に46%はスモークも強く構成のバランスも良くおすすめです。

 


 

 

今週はメニューからドリームスのロングロウとマッカランの50’sが売り切れました。

ロングロウはしばらくCVのみになります。

また涼しくなりましたら熟成感のあるものを御用意いたします。

CVもとてもおいしいですよ。ハイボールにも向いています。

 

マッカランは20’sから40’sまではまだございます。

新作もオフィシャルの限定品などで良い物も出始めているようですから

旧ボトルで繋ぐ時代もそろそろ終わるのかもしれません。

王者にふさわしい華麗な復活劇を見たいものです。

 

 

四周年記念テイスティング・セットの企画は今月中開催しております。

for Whisky Connisseurs

エイボンサイド8年 エドワルド・ジャッコーネ

ボウモア1968 25年 オフィシャル

ボウモア1968 37年 ダンカンテイラー&テイストスティル

for Rum Lovers

モンターニュ・プレ1975 シャンタル・コント

トロワリビエール1969

ケイデンヘッズ グリーンラベル デメララ15年

各15ml×3で4000円での御提供です。

無くなり次第の終了です。御了承下さいませ。

 

 

 

 

 

先日は相国寺内の承天閣美術館に若冲展を見に行きました。

小規模な展示ですが若冲の大胆さと緻密さの両極の魅力を愉しめました。

また相国寺の広大な寺域は夏空を眺めるのに最適です。

梅雨が明けたらまた訪れたいですね。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

ラフロイグ 1976-1997 ロンバード

 

開封いたしました

ラフロイグ 1976-1997 ロンバード

Jewels of Islay (Laphroaig) 1976-1997 /Lombard’s /50%

 


 

人気のアイラ・モルト、ラフロイグの古酒です。

70年代も最近はあまり見かけなくなりました。

 

スモークを予感させないほどの熟した果実香と

口に含んだ後に液体の奥底から湧き上がる煙の風味が

長い瓶内熟成によって自然に一体化しており

グラスに注いでから飲み干すまで飽きさせません。

 

また御注文ごとに何度か開けておりますと

その時々によって随分香りが変化することに気づきます。

 

私の試飲時と違って燻香が支配的な時もあり

様々な面を見せてくれます。

 

この時期は暖房によってどうしても店内の温度にばらつきがありますので

それも影響しているのかもしれません。

プリズムのような多面性もお愉しみいただけましたら幸いでございます。

 

 


 

現在御提供中のロンバードのボトルです

Glen Grant 1964

Tomatin 1965

Tobermory (Ledaig) 1972      /bot.1990 /46%

以上です

どれも程よくこなれて飲み頃の美酒です。お試し下さいませ。

 

また好評のサンタ・マリア・ノヴェッラのローズとアルケルメス

マリエンホーフのリリエンが再入荷しております。

残念ながら今回も少量の入荷です。

申し訳ございませんが愛好家の方は御留意下さいませ。

 

 

先週は永観堂で名残の紅葉を見て参りましたが

急に冷え込んで

もう洛中でも初雪です。

美しい季節の始まりです。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

ポートエレン 1979-2001 22年 ザ・ボトラーズ

 

開封いたしました

ポートエレン 1979-2001 22年 ザ・ボトラーズ

Port Ellen 1979-2001 /22yo /The Bottlers /59.8% /Refill Sherry Hogshead /#1552

 



 

エジンバラのワイン商、ザ・ボトラーズの詰めたポートエレンです。

リフィル・シェリー樽の熟成ですが、樽からの影響は多くはなく

原酒の香味を素直に愉しめます。

スモークも塩も旨味も充分に感じられ、熟成感もある良質なアイラ・モルトです。

是非お試し下さい。

 

 



最近開封したボトルです

 

Longmorn 1968-2010 /41yo /GM for JIS /57.6% /Refill Sherry Hogshead /#5277 /85bts

Clynelish 1971 /36yo /Murray McDavid , Mission /51.5% /Bourbon Casks /265bts

Brora 30yo /DB , bot.2004 / 56.6% /3000bts

Caol Ila 1982-2011 /28yo /BBR /56.4% /#6514

Laphroaig 1994-2005 /10yo /Acorn /56.7%

Ardbeg 2000-2006 /Impressive Cask /62.7%

 

スモーキーなウイスキーが美味しい季節になって参りました。

young & fineなアードベッグなどいかがでしょうか。

 

 

ポートエレンを訪れたのは2000年のことです。

アイラ島南岸のポートエレン蒸留所は1983年に閉鎖されてしまい

以降製麦工場として他の蒸留所に原料の大麦麦芽を供給しています。

アポイントメントもありませんでしたが

せっかく来たのだからと窓から覗いていると

スタッフの方と目が合い、御好意で案内していただけました。

巨大なドラム式ドライヤーで麦芽を乾燥させながら

各蒸留所のオーダーに応じた量のピートの煙を焚き込んでいきます。

コンピューター制御の近代的な工場でした。

それからまた自転車を漕いでボウモアの町に戻った頃には陽が落ちていました。

 

時代とともにウイスキーの生産方法も味わいも変わっていきます。

我々は生涯をかけてその極一部を知ることしかできません。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)
604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)
20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。
小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

 

ラフロイグ 12年 トロワリビエール・カスク キングスバリー

新入荷です

ラフロイグ 12年 トロワリビエール・カスク キングスバリー

Laphroaig 12yo /Trois Rivieres Rhum Cask /Kingsbury /46%



マルティニークのラム、トロワリビエールの樽で熟成したラフロイグです。

ボトラーのキングスバリー社は他にもバルデスピノ・シェリーの樽熟物など

興味深いウイスキーを意欲的にリリースしています。

比較的気軽に楽しんでいただける若い物で

あまり当店では扱うことの無いタイプですが

お客様からのお問い合わせもいただきまして

好奇心を満たしていただくこともバーの役割かと考え

御提供いたしております。

私もまだテイスティングしておりませんので香味の説明はできませんが

御興味をお持ちいただいた方

またラフロイグとトロワリビエールのファンの方は

お申し付け下さいませ。

ヴァナ・タリン ヘリテージ

Vana Tallin  Heritage Edition



バルト三国のエストニアで造られる、ジャマイカン・ラムをベースにしたリキュールです。

ヴァナ・タリンとは首都タリン市の旧市街のことで、世界遺産に登録されています。

このヘリテージはリキュールの誕生50周年を記念して造られた上級品です。

北欧のラムベース・リキュールといえば

スウェーデンのカールスハムス・フラッグ・パンチが有名です。

かつて蘭領時代のバタヴィア・アラックをベースに造られ

銘酒と謳われたカロリック・パンチの後裔です。

ジャマイカ産と思われるラムの香ばしさが特徴の個性的な佳酒で

私も気に入って扱っておりましたがここ数年国内入荷が無いようです。

エストニアはバルト海を挟んでスウェーデンの対岸ですので

似たものではないかと期待して購入いたしました。

長々と御説明いたしましたが

結果、味わいはカールスハムス・パンチとは全く違っておりました。

原酒のラムの個性はあまり出てなく、優しい香味です。

私の予想は外れましたが、自然な柑橘のフレーバーと柔らかな熟成感のある

飲みやすい上質なリキュールでございますので

ストレートで、ロックで、一度お試し下さいませ。

ローグ・スピリッツ    ダーク・ラム  スパイス・ラム  ピンク・ジン

Rogue Spirits    /  Dark Rum        Hazelnut Spise Rum      Pink Spruce Gin



アメリカ・オレゴン州からスピリッツ3種です。

手造りビールで有名な生産者が

2003年より始めた新しい蒸留所の製品です。

天然素材のみで造られています。

ジンはオレゴン名産のピノ・ノワールのワイン樽で寝かされ

ピンク色に染まったユニークなものです。

黒髭エドワード・ティーチのラベルのラムはまだまだ若いですが

自然な味わいで今後に期待できそうです。

今回は好事家の方向けの風変わりなお酒をまとめてご紹介いたしました。

刺激をお求めのときにでも是非お試し下さいませ。

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

ラフロイグ 1987-2004 ウイスキーフェア

 

 

台風が夏を連れ去ってしまい

秋の気配が近づいて参りました。

そろそろウイスキーの季節です。

 

夏の暑い時期は若いアイラが人気でした。

食事においてもそうみたいですが

やはり夏は刺激的ではっきりとした味わいのものが求められるのでしょう。

 

涼しくなりますと複雑な香味のある重厚なものか

柔らかいものが好まれるようになりますが

季節の変わり目のこの時期は

スモーキーでかつ複雑味もある

長期熟成のアイラ・モルトはいかがでしょう。

 

 

開封いたしました

ラフロイグ 1987-2004 ザ・ウイスキー・フェア

Laphroaig 1987-2004 / Douglas Laing Old Malt Cask  for  The Whisky Fair / 56.1% / 336bts

 



 

ダグラスレイン社がドイツのウイスキーフェア向けに詰めたラフロイグです。

同社のオールド・モルト・カスク・シリーズは通常50%で詰められ

上部ラベルにもそう表記されているのですが

このボトルは樽出しの56.1%です。

 

濃色で、表記はありませんが明確なシェリーのニュアンスを感じます。

しっかり甘く、しっかりスモーキーで

その二つの要素が調和しているというよりはせめぎ合うような

個性的で楽しいラフロイグです。

 

 

こちらも開封しております

カリラ 1977-99 21年 レアモルト

Caol Ila 1977-99 / 21yo / UD-Rare Malt Selection / 61.3%

 



 

懐かしい99年ボトリングのレアモルトのカリラです。

最近の長期熟成のカリラによく見られる果実味が無く

スモーク・塩・旨みと、アルコールのボリュームで飲ませる

シンプルで古典的な王道のカリラです。

とてもおすすめです。是非お試し下さい。

 

 

 

 

台風が去り、ようやく水の引いた鴨川の浅い水底に光るものがあり

増水で流されて来たのでしょうか

金具と革で装丁された立派な古書が沈んでいました。

 

とても気になったのですが

もう水に入って拾い上げるような歳でもないと

そのままにして帰りました。

 

あれは何の本だったのでしょうか、今になって後悔しています。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

ラフロイグ 1999 ザ・ネクター & ボウモア 1999 目白・八重洲

 

 

人気の若いアイラ2種入荷です

ラフロイグ 1999-2010 11年 ザ・ネクター デイリー・ドラム 59.5%

ボウモア 1999-2010 10年 目白・八重洲 55.7% 240bts

 



 

しっかりスモーキーなラフロイグと

バランス良くフルーティーなボウモアです。

 

ラフロイグはベルギーのボトラー、ザ・ネクター社のものです。

最初にシェリー樽熟成由来の甘みが感じられますが

その後液体に分かちがたい程に強く炊き込まれたスモークが口中を支配し、深い充足を感じさせます。

 

ボウモアは東京の酒屋、目白田中屋さんと八重洲ハセガワさんの共同リリースです。

なんとも・・・・なラベルです。

 

裏書に“ちょっと美味しいボトラーズものです”とあるように

気軽に愉しんでいただけるクラスのものですが

60年代のボウモアを想起させるような

トロピカル・フルーツ様の香味の萌芽が感じられ

思わず頬の緩む掌品に仕上がっています。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

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