再び 京都でラムのセミナーをいたします(追加日)

 

11月26日にもう一度同じ内容のセミナーをいたします。

 

10日のセミナーにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

手狭な店で半数以上の方が立ち見となってしまいましたが

サンプルの配布など御協力いただき滞りなく進行させていただけました。

 

京都のトップ・バーテンダーから気鋭の若手、未来を担うアルバイト氏

遠くは名古屋からまでご参加いただき盛況でございました。

お役に立ちましたなら幸いです。

 

人数や曜日の都合で参加いただけなかった方も多く

もう一度同じセミナーをさせていただきます。

 

“ラムの販売技術と実践的分類法についての講習”(再講)

11月26日 水曜日 15時開場 15時10分開始 1時間半程度予定

講習費用 3000円 概要プリント・試飲代込み

先着20名程度です。

 

参加申し込みは075-221-1721 Rum and Whisky 定元まで。

もしくはrumandwhiskykyoto@yahoo.co.jpまでeメールをお願いします。

 

ラムの販売技術の講習ですので、

参加はラムを扱っている、もしくは扱う予定のあるバーテンダーと飲食業従事者に限らせていただきます。

今まで学んだことをできるだけお伝えして、またその先を積み上げたいと思います。

 

 

平安神宮神苑、栖鳳池に架かる泰平閣の夕景

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円       Tel 075-221-1721

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

京都でラムのセミナーをいたします

 

当店にてバーテンダー向けのラムの講習会をいたします。

 

“ラムの販売技術と実践的分類法についての講習

11月10日 月曜日 15時開場 15時15分開始 1時間半程度予定

講習費用 3000円 概要プリント・試飲代込み

先着20名強です。

 

参加申し込みは075-221-1721 Rum and Whisky 定元まで。

 

ラムの販売技術の講習ですので、

参加はラムを扱っている、もしくは扱う予定のあるバーテンダーと飲食業従事者に限らせていただきます。

 

 

 

ラムを扱って17年になります。

新着のボトルはストレート・ロック・水割り・炭酸割りと試します。

熟成の若い物や、年代の古い物なども出来る限り購入して試してきました。

バルバンクールの現行4年物は、粗く未熟ですがハイボールには最適です。

 

歴史や製法からでなく、実際のバー業務の中で得た知見をまとめました。

ラムという大海の極一部、私にも調査しえた近海の海図のようなものです。

(ウイスキーなら森に例えますが、やはりラムは海です)

 

ラムはもはや数少ない、手付かずの白紙の海域がまだ広大に残された酒のジャンルです。

海図を手に易々と近海を越えて、どうかその先に進んでいただきたいと願います。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円       Tel 075-221-1721

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

タリスカー 1986-2007 GMシークレット・スティル

 

 

開封いたしました

アイル・オブ・スカイ(タリスカー)1986-2007 45%  ゴードン&マックファイル シークレット・スティル

Isle of Skye(Talisker)1986-2007 /45% /#1361-1363 /1860bts

First Fill Sherry Butts /Secret Stills /Gordon&MacPhail

H 1100 / F 2000

 

 

写真後方のウイスキーフェアのタリンブルグ1982 #2545が空きましたので

新たに開封いたしました。

英国の老舗ボトラー、ゴードン&マクファイルのシークレットスティル・シリーズのタリスカーです。

蒸留所名はもちろんシークレットなのですが、アイル・オブ・スカイと明記されています。

スカイ島には蒸留所が一つしかありませんから・・

 

ファーストフィル・シェリーの3樽バッティングという贅沢な造りです。

タリスカーのやさしいスモークとしっかりした旨味に

上質なシェリー樽の甘みがとても自然になじんで、一体感があります。

スパイスや岩塩を上手に使ったモダンな焼き菓子のようです。

 

極上の食後酒としておすすめいたします。

是非お試し下さいませ。

 

 

こちらも開封しています

グレンドロナック 1990-2014 23年 53.1% #2190 メモリーズ・オブ・スコットランド

H 1100 / F 2000

マッカラン グランレゼルバ 12年 45.6%

F 1800 / H 1000

 

どちらも秋冬仕様の濃厚なウイスキーです。

ドロナックはファーストフィルのペドロヒメネス樽、マッカランはファーストフィルのオロロソ樽です。

今や入手困難なボトルです。I様ありがとうございました。

 

 

今回売り切れたのはセスタンテのグレンアルビン1963、エイコーンのカリラ1995とラフロイグ1994

信濃屋のラフロイグ2006です。

グレンアルビンは記憶に残る傑作でした。

セスタンテのボトルも少なくなってきましたが、ミルバーン1971などよく開いて絶品になりました。

 

この夏もスモーキーなウイスキーをたくさんお飲みいただきました。

しかし近年ボトラー物のアイラは高騰激しく

もうこれまでのようにオフィシャル同様の価格で入手し御提供することが困難になりました。

 

蒸留所が原酒を売らなくなったのでしょうか、

すでに流通における役割を終え、多くのボトラーは生産者へと転身しつつあります。

日本では90年代中盤から始まり、ずっと続くかと思っていた“ボトラーの時代”の終焉を感じます。

ちょうど自分の飲酒歴と重なったため、寂しくも感じますが

ウイスキーに比べれば儚い人生の中で、時代の変化を見られたことには興奮を覚えます。

 

 

 

 

 

先週落慶し公開されたばかりの青龍殿に行ってきました。

東山の山頂にあり、当店からもよく見えます。

建物はちょうど100年前に造られた平安道場を移築した勇壮なものです。

落慶記念に青蓮院秘蔵の国宝、青不動を開帳しています。

 

 

建物の裏は京都市街を一望できる大舞台となっています。

清水さんの5倍程の大きさだそうです。

まだ建材が新しく、移築部分と違和感がありますがじきに馴染むでしょう。

年末まで夜間ライトアップをしていますので、夜景鑑賞にも良いのではないでしょうか。

青蓮院前からバスの送迎があります。防寒してお出かけ下さい。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円       Tel 075-221-1721

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

ザ・ウイスキー・エージェンシー トラベラーズ 2005-2013 8年

 

 

 

美酒の秋、文化の秋です。

 

開封いたしました

トラベラーズ 2005-13 8年 ザ・ウイスキー・エージェンシー

Travellers 2005-13 /8yo /49.5% /282bts /The Whisky Agency

H 1000 / F 1800

 

 

 

ドイツの新興ボトラー、ウイスキー・エージェンシーより

中米の小国、ベリーズ産のダーク・ラムです。

 

メキシコとグアテマラに国境を接するベリーズのラムを扱うのは初めてです。

この国についてもほとんど知りませんでしたが、スペイン統治から英領時代を経て独立したそうです。

公用語は英語。グレート・ブルー・ホールという美しい海中地形がよく知られているようです。

トラベラーズ蒸留所は、かつて日本でも入手できた有名な“ワン・バレル・ラム”を造っている所です。

 

旧英領らしい力強い濃厚な味わいに

スペイン系の甘みが融合しています。

質感はニカラグア産を想わせる粗さもあり

総合すると他に無い個性となっています。

 

季節にふさわしい香味です。

未知の異国を旅するようにお愉しみ下さいませ。

 

 

 

前回御紹介いたしましたポール・ジローは早くも残一杯です。

コニャックにここまでの反響をいただけるとは嬉しく、また意外でもございました。

一週間でこんなにたくさんのサイドカーをお作りしたことはかつてありません。

通常は左後方の古いシャトー・ポーレで調製いたしますので、また御用命下さいませ。

 

 

今回売り切れたのはグレンロッシーの75.79、ライフのキャパドニック

フンギのハイランドパーク、ミッションのクライヌリッシュ71です。

涼しくなり、長期熟成のウイスキーが良く出るようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

文化・芸術に親しむ秋です。

京都では国立博物館の新館が完成し、旧館も改装が終わりました。

 

写真左が新しい平成知新館です。現代的な建築で、常設の展示です。

右後方が改装成った明治古都館です。現在鳥獣戯画展をしています。昨日初日を見ましたがまだ人少なでした。

間の遠方に見えるクレーンはフォーシーズンズ京都の建設現場です。

来春開業予定のようで、太閤ゆかりのこの界隈もまた様変わりするようですね。

 

平成知新館では開館記念特別展“京へのいざない”をしています。

凄いボリュームの展示です。

急ぎ足で回っても2時間、ゆっくり見ればその倍は楽しめるでしょう。

雨天や荒天時の観光に、とてもおすすめの場所ができました。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

ポール・ジロー トレ・ラール 90年代流通品

 

 

時は秋。熟成酒の季節です。

 

開封いたしました

ポール・ジロー トレ・ラール 90年代流通品

Paul Giraud  Tres Rare /40% / bot. 90’s

H 1100 / F 2000

 

 

懐かしいボトルが市場に出ていましたので

購入いたしました。

 

日本でも人気のコニャックの造り手、ポール・ジローの90年代流通品です。

販売元によると1996年のボトリングだそうです。

以前御本人より1959年蒸留のシングル・ヴィンテージとお伺いいたしました

 

開封から濃密な甘い果実香です。

口内にも新鮮な果汁のような繊細な甘みが広がり

白木のような上質な渋みが引き締めます。

 

大手メゾンの古酒のような重厚で芳醇な迫力のあるタイプではありませんが

カラメル無添加で果実味に重きを置いた端麗な構成です。

 

コニャックの魅力の全てが愉しめるボトルではありませんが

一つの方向性の完成形と申し上げても良い程の品質に達しています。

 

良心的な価格で、ある程度の本数入ったようですので

御自宅用に、あるいはお店に何か良いブランデーを一本、という方に

御購入を強くお薦めさせていただきます。

 

 

 

当店では贅沢にもサイドカーに仕立ててみました。

銘酒に蛇足とならないよう最小の手を加えました。

価格もお得な2000円といたしましたので

この機会にお試しくださいませ。

 

 

 

 

ポール・ジロー氏のメゾンを訪れたのは2004年のことです。

いつか記事にしようと思ったまま、もう10年も経ってしまいました。

 

私は運転しての生産者訪問はしませんので

コニャック市から2駅先のシャトーヌフ・シュル・シャラントから

メゾンのあるブートヴィル村まで、霧雨降るぶどう畑の中を7kmほど歩きました。

 

 

この道をひたすら進みます。他に歩く人はいません。

 

 

 

なだらかな丘陵地帯です。ただただぶどう畑が広がります。

 

 

2時間半ほど歩くとブートヴィルです。心地良い散歩でした。

 

 

木の奥がラベルに描かれているジロー家のメゾンです。

 

 

当主のポール・ジロー氏にご案内していただきました。

この時、

“日本に出荷したトレラールは最初から今(2004年時点)まで、1959のシングル・ヴィンテージのみ”

と教えていただきました。

今回のボトルです。

 

最初の出荷のとき熟成年数を聞かれて、“35年”と答えたら

それから何年経っても35年と言われているよ。

と笑っていらっしゃいました。

 

ボンボンヌではなくフードルに移して熟成が進まないようにしていましたので

まだかなりの量があったのでしょうか。

 

かつては大手メゾンに原酒を卸していたそうですから

出来の良い特定のヴィンテージだけを自家用に確保したのかもしれません。

とはいえさすがに今はもう同じ原酒ではないのでしょうね。

エリタージュは1940年代の連続した3つのヴィンテージのバッティングだそうです。

 

 

 

蒸留工程と熟成庫を拝見して

居間で古酒のテイスティングもさせていただき

素晴らしい時間でした。

 

私は次の目的地、さらに7km先のスゴンザックまで陽が落ちる前に歩く予定でしたが

ありがたいことにジロー氏の運転で送っていただけることになりました。

 

上掲の写真は、途中丘の上でしばし車を降りて眺めたブートヴィルです。

教会は旧教と新教とが争わず融和した珍しい様式で、村の誇りなのだそうです。

 

 

 

ジロー氏には多くのことを教えていただきましたが

ちょうど訪れた前年がフランス全土で記録的な熱波の年でしたので

 

2003年のワインの出来はどうですか?

と尋ねると

 

プリムールでは好評で期待されているようだが、長じてはばらつきが出るのではないだろうか。

生産者の力が問われるだろう。

 

では2003年のコニャックの出来は、と尋ねると

 

コニャックの場合は・・もちろん葡萄の出来は大切だが、最も重要なのは蒸留の成否だ。

蒸留の温度・時間・カットのタイミング。蒸留液の精度こそがその年の出来を決める。

だから私は蒸留時には毛布を持ち込んで蒸留器を一晩中見ているのだ。

 

とお答えいただきました。

 

コニャック・ラム・スコッチと

様々なお酒を扱う中で、この教えは私の蒸留酒への理解の根幹になっています。

 

車内でもコニャックの次の目的地、アルマニャックの貴重な情報など親切に教えていただき

陽の傾いたスゴンザック村で、ジロー氏と別れました。

またいつかお会いしたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

コニャック市に着いたのはこの3日前のことです。

着いて最初に訪れたのは、忘れもしないコニャック市警察署です。

その前日まで世界遺産の美しい町、ボルドー近郊のサンテミリオンに滞在していました。

 

その日は早朝にサンテミリオンを出発し、憧れのシュヴァル・ブランをご案内いただき

(まだ葡萄のバッジを付けて仕事をしていた頃です)

午後はポムロールを回って、それから列車を乗り継ぎコニャックへ向かいました。

 

途中ちょっとしたトラブルで予定が狂い、コニャック駅には終列車でなんとか着きました。

すでに街は真っ暗で、人も車も全く見かけず、

宿を探してゴーストタウンのような煉瓦の倉庫街を市中心部に急ぎました。

 

ようやくホテルらしき明かりが見えた時、ちょうど前方から初めて車が来て、ほっとしました。

しかしその車はなぜか私のすぐ横で急停止し、

「しまった!」と思った時には遅く、出てきた大男2人に前後を挟まれました。

 

強盗と覚悟しましたが襲っては来ず

ぼろぼろの手帳と短い警棒を見せて

「ポリス。ショウ・パスポート」と片言の英語で言ってきます。

 

2人ともラフな私服で自家用車です。どう見ても警官ではありません。

私はインドや東南アジアでの経験から、これは稚拙な偽警官詐欺だと判断して

とにかくパスポートを渡さずに人のいる場所へ行かねばと

 

「あのホテルのロビーで見せますから、一緒に来てください。」

と言って歩き出した瞬間、

後ろの男に掴まれ、地面に押し付けられ、警棒を頬に当てて制圧されました。

 

それからはあまりよく覚えていませんが

とにかく暴れながら大声で叫んでいたように思います。

すぐにパトカーのサイレンが聞こえ

「助かった!」と思いました。

 

パトカーから降りてきた警官は

彼らではなく

私に手錠をかけました。

 

つまり彼らは本物の私服警官で

私はパスポートの提示を拒否した上、大暴れした怪しい外国人だったのです。

 

手錠をかけられた後ろ手に、さらに自分の荷物を持たされて

口から流れる血を拭うことも出来ず

いつのまにか集まってきた街の人々に見られながら

パトカーで連行されたのがコニャック市警察です。

 

一時間ほどで誤解が解け、開放されましたが

翌日はショックで一日引きこもりました。

今となっては楽しい思い出です。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

ロン・サカパ・センテナリオ ブラック・ラベル 旧ボトル

 

 

開封いたしました

ロン・サカパ・センテナリオ ブラック・ラベル

Ron Zacapa Centenario  Black Label  Edicion Conmemorativa  40%

H 1300 / F 2400

 

 

写真後方のロンサカパXO旧ボトルが売り切れましたので

新たに開封いたしました。

 

人気の甘口ラム、ロン・サカパの上級品。

瓶全体がペタテにおおわれていた頃のボトルです。

 

ラベルの受賞歴の最新の表記が2001年、

ボトルデザインの変更が2005年前後でしたからその間のリリース品でしょう。

 

御存知の通りの濃厚甘口ですが

長期の瓶内熟成でシルキーな舌触りの上質な古酒になっています。

 

成熟した大人のためのデザートです。

是非お試し下さいませ。

 

 

 

昼は蝉が、夜は蟋蟀が鳴く季節です。

気温も程よく、散策に良い気候になりました。

 

南禅寺界隈を歩きますと

もう色付き始めた葉の向こうに

まだ夏の雲が望めます。

 

写真は瓢亭と無鄰菴の間に見えた入道雲。

この洋館の二階が山縣・伊藤らの無鄰菴会議が行われた場所です。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

秩父 2010-14 信濃屋

 

 

新入荷です

秩父 2010-14  4年 信濃屋

Chichibu 2010-14 /4yo /59.7% /#2625 /Shinanoya

F 1800 / H 1000

 

 

2008年に誕生した新しい蒸溜所、

イチローズモルトとして有名な

ベンチャー・ウイスキーの秩父蒸溜所より

4年物の若いウイスキーです。

 

このボトルは東京の酒商、信濃屋さんの100本目のオリジナル・ボトルとして詰められたものです。

当店での秩父の扱いは初めてとなります。

 

 

開店より、国産のウイスキーは扱ってきませんでした。

これは国産の品質がスコッチに劣るからではなく

近隣の店舗でも定番で置かれている商品を、当店で扱う意義を感じなかったからです。

 

しかしここ数年、海外のウイスキー・マニアのお客様がよくいらっしゃるようになりました。

わかりにくい当店をわざわざ調べてお越しいただいています。

 

そんな方々に

国際的な観光都市のウイスキー専門店として

また国産誕生の聖地・山崎蒸溜所のお膝元として

「日本のウイスキーは置いていません」

などと申し上げるわけには参りません。

 

数年前より、僅かながら数種御用意するようになりました。

 

 

代表的な生産者と蒸溜所の品揃えです。

余市はマガジン・ライブ向けの1985、山崎と響は80年代の最初期のものです。

 

右端のペットボトルは何年か前に量り売りの店で購入した

福島の宝酒造白河工場の30年ものです。55%で昔の国産らしい焼けたゴム様の香味もありますが

長期熟成で複雑さもありなかなか愉しめます。閉鎖蒸溜所です。

 

新着の秩父は4年熟成で若く、未熟です。

生木の青さと焦がした木の香ばしさの両方をやや過剰なほど強く感じます。

ニューポット感をマスキングするためにそうしているのでしょう。

それは成功していると思います。

 

今後の熟成に向けた過程をありのままに出されたというより

4年間の熟成品に出来る限りのことをなされたのではないでしょうか。

強い意志の力を感じます。

海外の方にも是非お試しいただきたい一杯です。

 

「肥土伊知郎氏の不屈の意志によって誕生した

日本の最新の蒸溜所のウイスキーです。

まだ若いですがその志は高く

今後を楽しみにお待ちいただける生産者です。」

 

このように御紹介させていただきたいと存じます。

 

 

来月には竹鶴政孝・リタ夫妻がモデルのNHKの朝の連続ドラマ“マッサン”も始まります。

愛好家なら諳んじている、日本のウイスキーの創生神話を、多くの方が知るようになるでしょう。

この機会にウイスキーに興味を持たれる方に、その魅力をお伝えできますように

私も改めて日本のウイスキー史のおさらいをしておこうと思います。

 

 

 

その他国産洋酒は、青梅で造られていた時代のアーティチョークのリキュール、チナールと

モロゾフ酒造(現モンデ酒造)のオレンジ・ジンなどがございます。

どちらも日本の底力を感じる逸品です。ご興味があればお申し付け下さい。

 

 

 

 

 

 

2001年、日本のウイスキーの国際評価の転換点となった

英国Whisky Magazine誌の“The Best of The Best”の一般向けブラインドテイスティング会に

上京して参加したのを懐かしく思い出します。

 

世界の47種のウイスキーをブラインドで試飲するのですが

結果、最高点を得た余市10年・カスクストレングスの

際立って異質な新樽の香味の個性は

今も鮮烈な印象として残っています。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

グレントファース 1979 ゴードン・アンド・マクファイル

 

 

開封いたしました

グレントファース 1979 ゴードン・アンド・マクファイル

Glentauchers 1979 /40% /Gordon&Macphail /bot. mid 90’s

H 1200 / F 2200

 

 

GMケルティックのグレントファース1979が残り僅かになりましたので

同じGMの少し古い物を開封いたしました。

 

熟成年数の表記はありませんが

90年代半ば頃の瓶詰めかと推測されます。加水の40度です。

 

ケルティックの方はいかにも長期熟成品らしい豪奢な香味でしたが

こちらは古典的なスコッチらしい麦の素直な旨味です。

 

少し酸のある苺のような香りが魅力的で

長期の瓶内熟成で果実と穀物の要素が一体化しています。

 

思いがけぬおいしさに嬉しくなります。とてもおすすめの逸品です。

是非お試し下さいませ。

 

 

 

今回売り切れたのはサマローリのオード1965です。

上品な素晴らしいオードでした。

また秋になりましたら、こういった繊細なボトルも開けていきます。

もうすぐですね。

 

ウイスキーリストを更新いたしました。

当店の全ての在庫を価格とともにご覧いただけます。

ご検討のうえ、お申し付けくださいませ。

 

 

 

 

 

三条大橋から望む東山です。

台風も過ぎ、夏の終わりの空模様です。

 

山頂の将軍塚にクレーンが設置されています。

青蓮院の飛び地に新しい建物、青龍殿が造られています。

 

上京の武徳殿を移設して国宝の青不動を祀り、都の東方守護とするようです。

10月には落慶して公開されるそうです。

都の新名所となるのでしょうか。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

五年間の歩みによせて

 

 

おかげさまで五周年記念祭も無事終了いたしました。

先月は雑誌掲載もあり忙しくさせていただきましたので

遅くなりましたが改めて弊店のこの五年間の歩みを総括いたします。

 

 

17年前東京で、やりたいこともやれることも無く

毎日を怠惰に無為に過ごしていた頃に

当時雑誌に連載されていた漫画に感化されて

「京都に行ってバーテンダーでもやってみようか」

と軽薄に考えたのが始まりでした。

 

その漫画は上掲の“酒場ミモザ”です。

かつて三条木屋町下るにあったリラ亭さんがモデルです。

加藤登紀子さんが“時代おくれの酒場”と唄った名店でした。

 

縁も無い京都に鞄一つを持って来て

一乗寺の山際に三畳一間で月一万五千円の部屋を借り

翌日にはバーテンダーのアルバイトの口を見つけました。

結局その店には12年お世話になりました。

 

カジュアルなバーでしたから

毎日軽口を叩くのが仕事みたいなもので

性に合って楽しく働かせていただきました。

 

 

夏は鴨川に納涼床が出て忙しく

休みなく働きました。

家賃も安く、使う間もなかったので

給料で古酒を買いこむようになりました。

 

冬は暇でいくらでも休めましたので

長期で海外に行くようになりました。

“酒場ミモザ”の主人公にならって

インド最南端のコモリン岬までハイボールを飲みに行きました。

 

初めは物価の安いアジアやインドでしたが

そのうちヨーロッパやカリブに酒造りを見に行くようになりました。

 

アルバイトの仕事が生涯の職となりました。

 

ジョルジオ・ダンブロージョ氏のコレクション・ルーム  ミラノにて

 

 

長く勤めると管理職になり、それは私には不向きでした。

再び現場に立つべく

独立を決めました。

 

私はラムとウイスキーが特別好きですから

それらを中心とした店をしようと考えました。

幸いボトルはもう部屋に数百本ありました。

 

店の名前を考えているときに

ふとまた数年ぶりに“酒場ミモザ”のページを開きました。

 

 

 

What is the life without love and whisky.

愛と酒なくして 何の人生ぞ

 

この文言を勝手に拝借して、もじって店名にいたしました。

結果、当初予定していなかったラムとウイスキーだけの専門店になりました。

 

開店初日に最初にお迎えしたお客様は

最も尊敬する偉大な先達、二条KのN氏でした。

こんなに嬉しいことはありません。

その日最後のお客様は

寺町の林檎のT氏と御幸町の揺り椅子のT氏のお二人組でした。

光栄の至りです。

 

それから五年間が過ぎ

N氏のようなホスピタリティや、ミモザのマスターのような包容力は持てませんでしたが

洋酒の魅力をできるだけ純粋に愉しんでいただけますよう

尽力しております。

 

五周年を超えて

今後の目標は

“より純粋に”

 

洋酒の魅力を皆様にお伝えすることを生業に選んだのですから

話術や、人脈や、しつらえの力を借りず

その技術と知識、洋酒への理解をより向上させることで

皆様にご満足いただける高みを目指したいと存じます。

 

偏狭な考えで

それはバーテンダーの仕事ではないと言われれば

そうかもしれません。

 

あと3、40年も続けて、

見るべきほどのことは見つ

という心境になったら

心から

酒の銘柄なんてなんでもいいんですよ。

と言う日が来るかもしれません。

 

それまではどうかお付き合い下さいませ。

 

 

 

 

 

 

今週売り切れたのはダンカンテイラーのボウモア1968と90年代のスプリングバンク15年です。

どちらも華やかな香り高い美酒でした。

ボウモアはハートブラザーズの68とプレストンフィールドの72が開いています。

スプリングバンクは新たにQE2の12年ジャグを開封いたしました。

蒸留は60年代かと思われます。おすすめです。

 

 

 

 

先の休日は御苑にある京都迎賓館に行って参りました。

年に一度、予約申し込みをして抽選制で参観できます。

金属探知や手荷物の開示もあり、さすがに厳重な警備です。

 

現代の和の意匠の粋で眼福でした。

写真は中庭の池に用意された和舟です。

ブータン国王夫妻も舟遊びを楽しまれたそうです。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

 

Jバリー 1986-94

 

 

開封いたしました

Jバリー 1986-94

J.Bally 1986-94 /45% /Rhum Vieux Agricole Martinique

H 1100 / F 2000

 

 

暑い日々が続いています。

短期熟成のアグリコール・ラムはいかがでしょう。

 

仏領マルティニーク島の名門Jバリーより

今から20年前の流通品です。

 

Jバリーは1987年に閉鎖され、現在はバナナ園になっていますが

これは閉鎖前の旧施設で生産されたものです。

 

艶やかでフルーティな香りと複雑で繊細なボディに

青草様のアクセントが爽やかで、この季節にもぴったりです。

 

原酒の良質さと長期の瓶内熟成によって

短期樽熟成の美点がよく出ています。

 

とても高水準な品質のおいしいフレンチ・カリビアン・ラムでございます。

是非お試し下さいませ。

 

 

今回売り切れたのはトロワリビエール1969とラパラン1952です。

どちらも熟成ラム文化の頂点に立つ美酒でした。

再び扱うことが出来ますよう精進いたします。

 

 

 

 

先の休日は土用の丑の日で

下鴨神社のみたらし祭りに行って参りました。

 

この日は境内の御手洗池に水が張られ

蝋燭を献じて息災を願う“足つけ神事”が行われます。

 

早朝から夜10時頃までされていますので

私のような生活時間のおかしな者でも思い立ってから参加できます。

 

裾を絡げて膝下まで水に浸すと

良い暑気払いになります。

毎年のことながら、この時のみたらし池の氷水のような冷たさには驚かされます。

血流が変化する為か、神事の後はいつもしばらく放心いたします。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

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