“ラムの販売技術と実践的分類法についての講習”(再講)

11月26日水曜日 受講申し込み受付中 詳細はこちら

まずは京都から、どのお店でも美味しいラムをお飲みいただける環境造りが目的です。

どうか同業の皆様ご助力下さいませ。おすすめのラム酒を試飲していただけます。

 

 

開封いたしました

ロングモーン 1968-2009 40年 54.9% GM for JIS

Longmorn 1968-2009 /40yo /54.9% /#5270 /95bts /GM “Book of Kells” for JIS

H 1600 / F 3000

 


 

京の秋も深まり、紅葉の美しい季節になってまいりました。

金風吹く頃にはよく熟したウイスキーが飲みたくなります。

 

朝の連続ドラマ、マッサンも好調のようで

私はテレビが無くて見られませんが、毎週お客様からあらすじを教えていただいています。

回想シーンでマッサンこと竹鶴青年が

ロングモーンと思わしき蒸留所で土下座をして造りを教わる場面があったようです。

劇中ではロンモート蒸留所という名前だったようですね。

 

ケルティック・ラベルの60年代ロングモーンといいますと

濃厚シェリー・カスク熟成のものがまず思い浮かびますが

こちらはリフィル・アメリカン・ホグスヘッド樽です。

 

ベリーの香りのビター・スウィート・タイプではなく

白い花とパッションフルーツ、洋梨の爽やかな香りに

麦と古木、僅かにおしろいのような風味もあり艶っぽく華やかです。

 

同時代のロングモーンの中でも特に秀でた品質の一本かと存じます。

絶品です。是非お試し下さいませ。

 


 

こちらも開封しています。

秋らしい落ち着いた香味の2本です。

カーデュとブルイックラディ、どちらも90年代の流通品です。

 

Cardhu 12yo /43%   F 1500 (H 900)

Bruichladdich 10yo /43%   H 1100 F 2000

 



 

今回売り切れたのはハートブラザーズのボウモア1968と

ロンバードのラフロイグ1976でした。

どちらも素晴らしく

特にラフロイグはあまり話題にならないボトルですが、果実香豊かな傑作の一本でした。

 

 

 

 


 

これもお客様に教えていただき

マッサンのロケ地、左京区の駒井家住宅に行ってきました。

昭和2年にヴォーリズの設計で建てられた洋館です。

 

昭和天皇にも教授されたという京大の生物学博士、駒井卓氏の旧私邸で

現在は京都市指定有形文化財になっています。

 

エリーさんこと竹鶴リタさんのスコットランド、カーカンテロフの実家の場面の

撮影に使用されたようです。

カーカンテロフはどんなところか、昔は本で読んで想像するばかりでしたが

今はKirkintillochと打ち込めばストリートビューも見られる時代です。

 

かつて近くの一乗寺に住んでいた頃はよく前を通っていましたが

当時はどういう謂れの建築かは知らずに見ていました。

その頃はすぐそばに豚舎があり、周囲に独特の雰囲気がありましたが

今はそれもマンションになり、疎水沿いの桜も美しい高級住宅街になっています。

 

週末に内部の公開をしています。

紅葉の散策の寄り道にいかがでしょうか。

近くには芭蕉ゆかりの金福寺や詩仙堂、曼殊院などがございます。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円       Tel 075-221-1721

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます