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蒸留所・生産者訪問記 | Rum and Whisky

カテゴリー : 蒸留所・生産者訪問記

バッサーノ・デル・グラッパとイタリアの思い出 七周年に寄せて

 

 

七周年感謝祭を開催中です。6月6日までです。

 

5月30日の当日は、久々のシャンパンの御提供と

ベリーニやシャンパン・モヒートを作らせていただき、私も楽しませていただきました。

更新情報はTwitterをごらんください。

 

095

 

7th Anniversary special bottles

ウイスキー ベンリアック 1976  35年 キンコー     15ml 1700円

ラム ラ・マニー 1979  90年代初頭流通品  30ml 1700円

グラッパ モルテ 1978 オールドボトル      15ml 1700円

 

Benriach 1976-2012 35yo 47.4% #3030 KINKO 3rd 193bts  / 15ml 1700 JPY

La Mauny 1979 pre AOC    /  30ml 1700 JPY

Grappa Vinaccia di Recioto Amarone della Valpolicella Morte  1978    /  15ml 1700 JPY

 

どちらも好評です。

ベンリアックは封切りから鮮烈な果実香で、ビリー・ウォーカー時代を代表する一本。

 

ラマニーは1996年のAOCマルティニーク制定前のボトルで

現在のように洗練される以前の、焼畑収穫由来と思われる焦げ感を含む複雑な香味。

 

グラッパは野生的な生命力溢れる酒質に

シンプルで力強い木樽の香味がのって、極上の古酒の飲み心地。

是非お試しいただきたい一杯です。

 

 

 

027

 

2007年にイタリアを旅し、酒の生産者やウイスキーのコレクターを訪ねました。

途中グラッパ発祥伝説のある山間の町、バッサーノ・デル・グラッパに滞在し

近郊のスキアヴォンにあるポリ社の蒸留所を訪問しました。

前日になって初めて連絡をしたのですが

現当主のヤコポ・ポリ氏が、自身の運転で迎えに来てくださり、恐縮しました。

 

グラッパは、ワインを造る際のぶどうの搾りかすを発酵・蒸留して造ります。

ポリ社では様々なタイプの蒸留器を拝見できました。

 

029

古式の小さな蒸留器から

 

024

車輪の付いた大型のもの

 

030

 

最新鋭のものまで揃っています。

丁寧に生産過程を御案内していただきました。

また、御先祖の苦労話から

ポリ家と家族ぐるみの親交があった、ロマーノ・レヴィ氏の話などもお伺いできました。

 

かつては蒸留器を牽いて農家を廻り、搾りかすを蒸留して手間賃を得ていたそうです。

アルマニャックと似ています。

野趣豊かなグラッパの魅力の秘密を教えていただきました。

 

またいつか名物のホワイト・アスパラの季節に

バッサーノ・デル・グラッパの町を訪れたいですね。

 

 

 

 

 

バッサーノからの帰路に、ヴェネチアに立ち寄りました。

ヘミングウェイの行きつけとしても有名なハリーズ・バーにて

オリジナルのベリーニとカルパッチョを堪能しました。

今年で85周年だそうです。

 

 

060

 

写真は1720年創業の欧州最古のカフェ、フローリアンにて。カフェ・ラッテ発祥の店です。

もうすぐ300周年だとか。当店も負けないよう、続けていこうと思います。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)  Twitter
604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌3時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
2時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

七周年記念 ベンリアック1976・ラマニー1979・モルテ1978

 

 

おかげさまで弊店も七周年を迎えることができそうです。

皆様この一年間もお支えいただきましてありがとうございます。

 

心よりの感謝を申し上げます。

これからも末永くよろしくお願い申し上げます。

更新情報はTwitterをごらんください。

 

今年も7周年にちなみ、“70年代を飲む”と題しまして

この時だけの特別な美酒を3種ご用意いたしました。

 

ラムとウイスキーの他にも、今年はグラッパをゲストに迎えて

本日よりの御提供です。

なくなり次第終了となりますのでご了承くださいませ。

 

116

 

7th Anniversary special bottles

Benriach 1976 #3030   15ml 1700 JPY

La Mauny 1979 pre AOC      30ml 1700 JPY

Grappa Morte 1978      15ml 1700 JPY

 

本日より6月6日までの7日間、特別価格にて御提供します。

31日(火)は定休日ですのでご留意ください。

 

275

 

5月30日は“70年代を飲む”の他にグラスのシャンパーニュもご用意いたします。

この日だけのシャンパン・モヒートやベリーニでもお楽しみくださいませ。

ハーフボトルでもご用命いただけます。

 

取り急ぎ七周年企画の内容だけご連絡いたしました。

詳細はまた後ほど掲載いたしますので、是非ご参加くださいませ。

 

1552

 

2007年に訪れたグラッパの街、バッサーノ・デル・グラッパです。

ポリ社の蒸留所を御案内していただきました。

後日訪問記も掲載いたします。

 

 

 

 

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19時から翌3時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
2時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

シャア・アズナブルのラム ラ・マニー XO

 

 

京の桜は盛りを過ぎて、三条通りは花水木が満開です。

更新情報はTwitterをごらんください。

 

開封いたしました

ラ・マニー グランド・レゼルヴ XO

La Mauny Grande Reserve X.O.

F 3000 / H 1600

 

012

 

カリブ海の仏領マルティニーク島の

少し古いボトルを久々に開封しました。

島南部の名門蒸留所、ラ・モニーの長期熟成XOです。

 

カルヴァドスよりは甘く

コニャックより酸のある

上質なAOCマルティニークです。

ダージリン・ティーのような繊細で複雑な香味が愉しめます。

是非お試しください。

 

077

 

ラマニーはラム・ファン以外の方にも、良く知られている銘柄です。

“機動戦士ガンダム THE ORIGIN”の劇中に

シャア・アズナブル氏がベネズエラのカラカスのバーで

このラムを飲む有名なシーンがあるからです。

語呂の良さから“シャア専用ラム”なんて呼ばれているようですね。

 

以前から何度かお客様に尋ねられる機会があり

私も読みました。

KADOKAWAのComic Walkerというサイトで無料で見られます。

件のシーンは第18話の42ページです。

単行本では5巻になります。

 

141

 

ラ・マニー蒸留所のボトルにも様々なクラスがありますが

このことに触れている多くのサイトが

当該のボトルを、若い熟成のEleve Sou Boisだとしているのは不思議です。

私の知る限り、歴代のエルヴ・スー・ボワに

該当するデザインのボトルはありません。

 

そのシェイプ・色・ネックのラインの入り方から判断すると

日本では2000年前後から流通したいくつかの熟成クラスのボトルだと思います。

 

033

 

また、バック・バーに並ぶボトルから

この回が雑誌掲載された当時の最新号、世界の名酒事典2003年版を

参考資料として使われたと推測されます。

そこから“赤く”“高級な”という条件で選ばれたのではないでしょうか。

 

候補は二つ、有力なもう一方が外されたのはスポンサーの問題か、ルーツ由来か

ともあれ、フランスのモーニ公爵が始祖の高級アグリコール・ラムという記述が

シャアのイメージと合致したのではないでしょうか。

 

以上の理由から、私はシャアが飲んでいたラムのモデルは

このラ・マニー・グランド・レゼルヴXOだと考えています。

舞台になったバーのモデルは、

マドリードのMESON DEL BOQUERONというイワシ料理店のようです。

 

もちろんこの方面のマニアの方の世界には

とんでもなくお詳しい方々がいらっしゃることは存じ上げておりますので

もし見当違いな内容でしたらご教示くださいませ。

 

054

 

熟成の深いマルティニーク・ラムは、その豊かな香りを愉しむために

通常は大振りのチューリップ・グラスにストレートでお注ぎしておりますが

もちろんオン・ザ・ロックスでもご用意いたします。

お申し付けください。

 

長く人々の支持を集めたサブカルチャーは

才能と情熱と資本を吸収し、時代に洗練され、メインストリームへと成熟していきます。

小説や俳句、歌舞伎のように

漫画やアニメーションも、今後の大人の文化の中心になっていくのでしょう。

 

 

 

 

 

1363

 

ラ・モニーの蒸留所を訪ねたのは2005年のことです。

10日間程のマルティニーク滞在の途中で見学させていただきました。

島の南岸から少し入った高台の上に蒸留所があります。

 

1335

 

複数の蒸留塔が並びます。

ラ・モニーのブランドの他に、トロワ・リビエール、デュケーヌもこちらで造られます。

 

1344

 

メートル・ド・シェにご案内いただき、共にテイスティングさせていただきました。

後方の樽はリムーザン・オークの新樽です。

さすが、贅沢な造りです。

 

1358

 

こちらは出来たての70%の新酒です。

強烈な旨みが忘れられません。

 

 

 

 

 

 

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19時から翌3時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
2時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

ザ・グラバー 14年 アデルフィ

 

 

新入荷です

ザ・グラバー 14年 アデルフィ

The Glover 14yo /44.3% /Adelphi

H 1000 / F 1800

Twitterはじめました

 

078

 

スコットランドのアデルフィ社より、意欲的なウイスキーが到着いたしました。

ザ・グラバー14年

ジャパニーズウイスキーとスコッチウイスキーの比類なき融合、と題されたボトルです。

 

ザ・グラバーとは、長崎の有名な観光地グラバー邸の主で

幕末の日本で活躍し、維新後も留まったトーマス・ブレーク・グラバーのことです。

スコットランド出身で日本で没したグラバー氏にちなみ、

国産とスコッチのブレンデッド・モルト・ウイスキーが詰められています。

 

当時の貿易商は、兵器を含め様々な商品を扱いましたから

氏の功罪について一面的に評価することは難しいですが

日本の近代化への功績者の一人であることは間違いないでしょう。

 

しっかりとスモーキーな香味です。

色も濃く、厚みのある味わいで

また日本の小規模生産者に感じることの多い、焼けたゴム様の風味も豊かに感じられます。

 

この14年のボトルの中身は公開されていませんが

例えばカリラと富士御殿場だなどと言われれば納得しそうな香味に思えます。

 

興味深い企画で、品質も良いです。

是非お試しくださいませ。

 

 

23 - コピー

 

エジンバラにあったアデルフィ社を訪れたのは2000年のことです。

当時の代表、ジェイミー・ウォーカー氏に御案内していただけました。

住宅街の一室にある、大学の実験室のような清潔なオフィスでした。

 

アデルフィとは1960年までグラスゴーに存在した蒸留所の名前で

かつてその所有者だったアーチボルト・ウォーカー氏の曾孫であるジェイミー氏が

アデルフィ蒸留所の再建を目的として

その資金調達のために設立したボトラーです。

そのため社名も Adelphi Distillery LTD とされています。

 

曽祖父のアーチボルト氏はスコットランドのアデルフィの他に

イングランドのリバプールにグレーンのヴォックスホール蒸留所

アイルランドにリムリック蒸留所を所有したウイスキー界の大人物だったそうです。

 

商品説明中は青年のように爽やかなジェイミー氏でしたが

悲願の蒸留所再興については特に熱く語られていたのが印象的でした。

 

 

 

時は流れ、2004年にジェイミー氏はアデルフィ社を手放し

新しいオーナーへと譲られました。

2014年7月、同社はついに念願の新しい蒸留所を創設しましたが

その名はアデルフィ蒸留所ではありませんでした。

 

新蒸留所はアードナマッハンと名付けられました。

すでに蒸留・熟成が始まっています。

私も参加しているウイスキー・フープでも一樽購入済みです。

ボトリングされる日が楽しみです。

 

 

 

003

 

五分咲きの河津桜と、夜の三条大橋です。春はもうすぐそこまで来ています。

 

 

 

 

 

 

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3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

シルバーシール ガルデル1977

 

 

開封いたしました

ガルデル 1977   32年 シルバーシール

Gardel 1977 /32yo /50.8% /Silver Seal

H 1800 / F 3400

Twitterはじめました

013

 

カリブ海の仏領グアドループ島より、超個性的なラムが届きました。

島の東側、グランデ・テールのガーデル製糖工場で造られた樽出し原酒です。

イタリアのシルバーシール社によるボトリングです。

エキゾチックな色彩のラベルには、なぜかオーストラリアに生息するキバタンが描かれています。

 

開封時から香りは強烈!

溶剤様の刺激の中に、強い酸や焦がしたカラメル、廃屋の匂いが鼻を突きます。

口に含むと突き抜けた苦みと酸味です。

人気のスコアリング・サイト、Whiskyfunのセルジュ氏は insane(狂気)と評しています。

 

賛否の分かれる香味でしょう。

おそらくは発生したガスによる事故を防ぐために屋外に設置された

熱帯の島の発酵槽で

望ましく無い類の発酵をしたのは明らかです。

 

皆々様にはとてもお勧めできませんが

濃厚辛口苦ラムの愛好家の方は是非お試しください。

思わず破顔してしまう逸品でございます。

 

022

 

蝶のような形のグアドループの東の翅、グランデ・テールには

このガルデル製糖工場と、ご近所のダモワゾー蒸留所がございます。

海外のサイトを検索しますと、ガーデルでの蒸留は1992年で終了したという説もあり

また98年蒸留のガーデルというボトルも販売されていたりして

稼働状況の詳細は私では調べられませんでした。

 

Pure Agricole Rumの表記もありますが、

イタリアン・ボトラーはよくデメララにもそう記していますので

気にしなくてもいいことなのでしょう。

 

 

1585

 

グアドループ島を訪れたのは2005年の10月のことです。

パリから8時間飛んでマルティニーク島に、さらに小さなプロペラ機で数十分の距離です。

いつものように一人で、まずダモワゾー蒸留所を訪ねたのですが

光栄にも現当主のエルヴェ・ダモワゾー氏その人にご案内していただけました。

 

蒸留所と熟成庫をご案内いただいた後

ちょうどブリストルやアルケミストからガーデルのボトルが発売された頃でしたので

その稼働状況について尋ねてみたのですが

「ガルデルは製糖工場で、今も昔もラムを蒸留したという話は聞いたことが無いよ。」

とお答えいただきました。

 

これは事実なのか

私の英語の拙さゆえの齟齬があったのか

エルヴェ氏が興味が無く、ご存知なかったのか

あるいはご近所ならではの何かしらの事情があったのか

今だにわかりません。

 

もしこれがスコッチウイスキーの世界なら

最寄りの蒸留所の変名であることが多いのですけどね。

 

 

 

 

 

1663

 

私がグアドループを訪れたちょうどその時に

北カリブでは観測史上最大のハリケーン “ウィルマ” が猛威をふるっていました。

その影響がある距離なのかどうか

時折凄まじい豪雨や強風で、海も大荒れになりました。

 

写真はグアドループの中心ポワンタ・ピートルより望む、嵐の後のカリブの夕景です。

 

 

 

 

 

 

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3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

レジェンド・オブ・キューバン・ラム 2015

 

 

いつもながらのんびり呆けているうちに、気付けばもう一月も終わりです。

 

昨年末の入荷です。

レジェンド・オブ・キューバン・ラム 2015

Legend of Cuban Rum 2015 /45% /Valdespino

H 1600 / F 3000

 

Twitterはじめました

117

 

年末に発売されるのが恒例となっている、JISさん輸入の高級ラムです。

1940~50年代のキューバ産ラムを

1962年のケネディによる経済封鎖前にスペインに運び

シェリーの名門バルデスピノのボデガでソレラ熟成したものです。

 

ソレラ熟成ですから、原酒の注ぎ足しをしているわけですが

それがどこの物かは明らかにされていません。

毎年少しずつ変わっていく味わいも楽しみの一つです。

 

例年年末までには売り切れてしまって

二本並べての比較テイスティングはしたことがありませんが

今回は特に大きく香味に変化があったように思えます。

おそらく今まで一番の甘口になっているのではないでしょうか。

 

近年詰めのシェリー樽熟成スコッチに顕著な

焙煎したような香ばしさも強く感じます。

熟成樽自体も入れ替えたのでしょうか。

写真後方の空き瓶は10年以上前の、封蝋が黄土色の最初期のものです。

少し残して比べてみたかったですね。

 

昨年はキューバと米国の国交回復が行われた歴史的な年でした。

この世界同様に、ソレラの中身も変わっていくのかもしれませんね。

 

 

 

 

スペインのヘレス・デ・ラ・フロンテーラにある

バルデスピノのボデガを訪れたのは2002年のことです。

すでにバルデスピノ家の当主ミゲル氏はボデガを売却しており

辛うじてまだ建物は市中にありましたが、中はもぬけの殻でした。

 

郊外のレアル・テソロのボデガに移設されたバルデスピノの遺産を訪ねました。

新オーナー自慢の馬術場や最新のボトリング設備の案内を

どこか空虚な気持ちで聞いていました。

 

 

 

 

 

おかげさまで年末年始は忙しくさせていただきました。

たくさんのボトルが動きましたので一部ご紹介させていただきます。

 

232

 

開封はボウモアの1972、21年ドイツ向け49.1%とパーフェクトドラムのロングモーン1976、

長野屋さんのアイラ(ラガヴーリン)

トロワリビエール1975とデパスXO、甘口のサンタテレサ・セレクトなどでした。

 

254

 

売り切れたのはジェームス・マッカーサーのストラスアイラ1965(傑作でした)と

ライフのトマーティン76、マッキロップのラフロイグ83

ザ・ボトラーズのスプリングバンク93などでした。

今年も良いボトルをご紹介できますよう、努力いたします。

 

 

246

 

リニューアルされた山崎蒸留所見学コースの初日に参加してきました。

完全有料制になり、構成原酒のテイスティングが追加されました。

一回の参加人数も絞られ、より密度の高い内容となりました。

 

写真は有料試飲カウンター横のテラスです。

こちらでいただくウイスキーは格別です。

 

 

 

 

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エドラダワー10年 90年代流通品 祇園祭の終わり  

 

 

祇園祭も終わり、もう八月です。

台風に熱波にと、いろいろございましたが今年も無事に執り行われました。

 

開封いたしました

エドラダワー10年 90年代流通品

The Edradour 10yo /40% /bot.90’s

H 1300 / F 2400

 

112

 

久々にトール瓶のエドラダワーです。

90年代の流通品です。

濃厚な甘い香味はブラインドでも外しようがありません。

 

左は以前、蒸留所でお土産に購入したエドラダワーのファッジの空き缶です。

さくさくとした食感の、練乳とキャラメルの菓子は

液体をそのまま固めたような、ウイスキーと全く同じ味わいでした。

 

唯一無二の個性あるシングルモルトです。

是非お試しください。

 

 

 

 

 

エドラダワー蒸留所を訪れたのは2000年のことです。

オークニーから路線バスを乗り継いで一気に南下して

ミッド・ハイランドのピトロッホリーに滞在しました。

英国人の避暑地として知られる美しい町です。

 

町外れにブレア・アソール蒸留所があり

さらに進むと森に入るトレッキング・コースになります。

渓流や小さな滝を楽しみながら歩いていくと

木々の途切れた高台にエドラダワーがあります。

 

白壁に赤い木の扉が映える、小さな可愛らしい蒸留所です。

行楽客も見学に訪れていて、穏やかな時間を過ごせます。

 

近くの村にはピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターの幼少期の邸宅があり

バスで訪問、見学できます。

私が訪れた日は、たまたま復活祭の当日で

庭に隠されたたくさんのイースター・エッグを探す子供たちであふれていました。

 

 

 

222
 

今回売り切れたのはエクスチェンジのBW1とラフロイグの旧ラベルです。

盛夏にはやはりアイラが人気ですね。

 

 

 

 

254

 大役を終えて八坂神社に帰還した神輿  祭の終わり

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

テイラー1960とポルトガルの思い出 六周年に寄せて

 

 

六周年記念祭を開催中です

 

037

 

ポートワイン  テイラー ヴィンテージ・ポート 1960     1600円

ラム  ロングポンド 1941  50%  ゴードン&マクファイル       15ml   1600円

ウイスキー  マッカラン 12年 43% オールドボトル  30ml  1600円

Taylor Vintage Port 1960 for Harrods   / 1 glass 1600 JPY

Long Pond 1941-99 /50% /Jamaican Rum /Gordon&MacPhail   / 15ml 1600 JPY

Macallan 12yo /43% /OB /bot.1980’s   / 30ml 1600 JPY

 

 

好評のポルトはラスト一杯ですので、本日までの御提供です。

少しずつ色濃くなり、甘みもより増しています。

(6月6日売り切れました)

 

ラムはとても個性的で初めての方にはおすすめできませんが

愛好家の方々に支持されて一番出ています。

 

また近年良い時代のマッカランをお出しするのも難しくなりました。

是非この機会にお試しくださいませ。

 

ポルトは本日売り切れまで

ラムとウイスキーは6月15日までの御提供でございます。

 

 

 

 

15060400020

 

ポートワインの生産地、ポルトガルの古い都市ポルトを訪れたのは2002年のことです。

一週間滞在して生産者や上流域の畑を訪ねました。

まだフィルムのカメラを使っていた頃で、あまり写真も残っていませんでしたが

少しだけご紹介いたします。

 

スペインのヘレスから長距離バスでポルトガルの首都リスボンへ入りました。

コスタ・デル・ソルを抜け、アフリカ大陸を左に眺めながら進みます。

ユーロ導入に伴う旧通貨の廃止直後でしたので

廃業した両替商の店舗が国境沿いにゴーストタウンのように並んでいたのが印象的でした。

 

15060400021

 

 

リスボンです。酒屋をめぐり、夜は店から洩れるファドを聴きました。

ソラール・ド・ヴィーニョ・ド・ポルトという国営のポートワイン専門のバーがあります。

アルファという高速鉄道に乗れば、快適に3時間ほどでポルトです。

 

15060400017

 

ドウロ川から見た美しいポルトの街。

 

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対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアです。ポートワイン各社の熟成庫が並びます。

観光名所になっており、たくさんの生産者を訪ね見学・試飲させていただきました。

 

15060400019

 

市街に戻って坂道の路地を散策します。

 

15060400015

 

酒屋にはポートワインのブランデーが並びます。

まだユーロにエスクードが併記されています。

 

15060400014

 

100年以上前の路面電車が現役で働く、黄昏の街です。

 

vinologia

 

おすすめのポートワイン専門店、Vinologiaです。

ポートワインに魅了されてポルトに移住したフランス人、ジャン・フィリップ氏の店です。

滞在中毎日通いました。

 

多彩なタイプのあるポートワインの全体像を知り、その多様性を楽しむための

テイスティング・セットが充実していて、丁寧に解説していただけます。

 

ホワイト・ルビー・LBV・トゥニー・コリェイタと、タイプの特徴を知るためのセットや

ホワイトだけの生産者別6種セットなど

セミナーを受けているように、飲んで楽しみながら学べるよう工夫されています。

私のポルトの知識と技術のほとんどをジャン氏に教えていただきました。

現在当店でラムの御説明をする際にも、ジャン氏の方法を真似させていただいています。

 

パナシュカル

 

ジャン氏に御紹介いただいて、畑を見に行きました。

ポートワインの醸造所と畑は、ポルトの街の中心を流れるドウロ川の上流にあり、

世界遺産にも登録されています。

 

15060400013

 

早朝の列車でポルトを出発し

 

渓谷

 

蛇行するドウロ川に沿って、切り立った崖の上の線路を進みます。

絶景です。

 

駅

 

のどかなピニャン駅に着きました。後方の山に段々畑が見えています。

ジャン氏によれば、

「駅で待っていれば、地元の人が白タク代わりに畑まで乗せていってくれるから」

とのことだったのですが

 

事故車

 

待っていたのはこの一台。事故車の牽引中だったのでしょうか。

声をかけられて交渉し、この状態のまま狭い断崖の山道を畑まで連れて行っていただきました。

怖かったです。

 

棚

 

キンタ・ド・パナシュカルの段々畑です。

今回扱ったテイラーと同資本の、フォンセカ社の畑です。

受付でヘッドフォンセットを借りて、解説を聞きながら一人で畑を回ります。

選べる6言語のうち一つは日本語で、嬉しくなりました。

 

畑

 

最終日に、ジャン氏にお願いしてヴィンテージ・ポートを開けていただきました。

 

デキャンタ1

 

ポルトの最上級タイプであるヴィンテージ・ポートは、フレッシュな果実味が魅力ですので

グラスでは売っていません。ボトルを買わなければなりません。

貧乏旅行の予算からなんとか捻出した、それでも充分ではない私の提示額から

キンタ・ダ・ロマネイラ ヴィンテージ1985

を、選んでいただきました。

 

生産者・ヴィンテージ共に最高で、ただ今飲むにはまだ若すぎるが、

良い物を飲んだ方が経験になるから、とのことでした。

 

デキャンタ2

 

専用の器械で澱引きをします。

 

テイスティング

 

このピエロのような格好をしているのが私です。若さゆえ、お赦しください。

ピンぼけの写真で助かりました。

一人で一本飲むわけにもいかず、酔いも手伝って自然とその場の皆さんと共に飲めました。

海外でもいつも私は一人黙って飲み食いするだけですので

この日は特別な楽しい夜になりました。

 

ヴィンテージ・ポートを開けるときはいつも、この夜とこのボトルの味を思い出します。

 

 

 

 

普段は扱わないポート・ワインを開けることで

楽しい節目となり、スキルの再確認にもなりました。

ラムとウイスキーの探求が本業で、他の事に手を出す余裕はありませんが

また何かの機会に愉しめたらいいなと思います。

お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

アラン オークニー・ベア カスクストレングス10年

 

 

2月より開店時間が19時になりました。

お食事の後にもお立ち寄り下さいませ。

 

開封いたしました

アラン オークニー・ベア カスクストレングス 10年

Arran “Orkney Bere Barley” 2004-2014 /10yo /56.2% /4890bts

F 1500 / (H 900)

 

062

 

グラスゴーの南西、クライド湾に浮かぶアラン島唯一の蒸留所より

古代の大麦品種で仕込まれた特別なボトルが到着いたしました。

 

このウイスキーの原料となる六条大麦、ベア種は

およそ1000年以上前にヴァイキングによってスコットランドにもたらされたといわれ

100年程前までは主要銘柄として広く使われていましたが

育成が難しく、収穫高もアルコール収量も低いため廃れ、幻となりました。

 

英国ではスコッチ・ウイスキーは重要な輸出品でもあるため

より収量を向上させる方向に麦の品種改良が進みましたが

肝心の香味が希薄になるという指摘から近年ではそれを見直し、

ワイン同様に、収量を抑えて土地の恵みを凝縮する技法が模索されています。

 

そのきっかけの一つとなったのは故ミッシェル・クーヴレー氏の

“シングル・シングル・ベレ・バーレイ”です。

1985年の時点で業界の進む方向に疑問を持ち

壮大な実験で道を示した先見の明と行動力に改めて感銘いたします。

 

ただクーヴレー氏はベア種の原酒を濃厚シェリー樽で熟成し

またパフューム全盛期のエドラダワーで蒸留したため

その強烈な個性をも受け止め得るベアの力強さは感じるものの

単体でのベア種の香味は把握し難く仕上がっていました。

 

その点このアランはリフィルのバーボン樽熟成で、

樽の影響をおそらくはあえて控え

青さも感じさせますがより純粋に

古代の麦の原酒の香味が分かりやすく造られています。

 

クーヴレー氏が使ったベアは

“バノック”というイーストを使わない古来のパンを造るために

オークニーで細々と栽培していた農家が廃業する際に

その最後の年の生産分を買い取ったもので

未来の無いものでしたが

今回はハイランズ&アイランズ大学オークニー校の農学研究所の協力の下で

作付けの方法を含めて研究・育成されている耕作地のもので

種の復興を目的としています。今後に期待できます。

 

派手さはありませんがしみじみとおいしい田舎パンのような魅力のウイスキーです。

スコッチ・ウイスキーの過去で未来です。

是非お試し下さいませ。

 

 

162

 

今回売り切れたのはGMのロングモーン66と

スコティッシュ・シークレットのロセス68でした。

60年代のボトルは年々入手が難しくなっていますが

可能な限り御提供していけるよう努力いたします。

 

 

 

 

1995年設立のアラン蒸留所を訪ねたのは2000年のことです。

99年に初めて発売されたスタンダード・ボトルが上質で興味を持ちました。

グラスゴー近くの小さな港町、アードロッサンからフェリーで島に渡ります。

島を周回するバスに乗れば、すぐに蒸留所です。

 

アラン島の美しい風景に馴染んだ新しい蒸留所は

最新の技術を導入しながらも、どこか人の手の温かさを感じさせました。

 

見学後、蒸留所を出るといつの間にか豪雨になっていました。

そのまま対岸のキンタイヤ半島に渡るつもりで近くのロックランザ港まで歩きました。

小さな港に人は無く、風雨をしのげる建物も無く、嵐のような荒天の中

突堤に置かれた電話ボックスの中で荒れた海を眺めて船を待ちました。

 

フェリーは予定時刻を一時間以上過ぎても来ず

後で聞くと荒天で運行中止になっていたそうです。

あきらめて再び町の方へ戻ると

幸い最初の民家にB&Bの看板があり、助かりました。

 

老婦人お一人の家で、すぐに風呂を入れていただき生き返りました。

居間で温かい紅茶を淹れていただき

蒸留所で働いている日本人がいるということを伺いました。

快活でよく働き、島の人にも人気があるということを

とても楽しそうにお話されて、私も嬉しくなりました。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

19時から翌4時 火曜休     チャージ500円    TEL 075-221-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

Barカルバドール&信濃屋 ミッシェル・ユアール1997-2014

 

 

12月30日から1月4日まで年越しで休まず営業いたします。


12月29日(月)は年内最後の振替休業をさせていただきます。

1月5日から8日まで年始休業させていただきます。

1月9日(金)より通常営業に戻ります。

年末年始はこの時だけのシャンパーニュのグラスもご用意いたしますので

一年の節目に是非お越し下さいませ。

 

 

 

ご近所にある世界一のカルヴァドス・バー、カルヴァドールの高山寛之氏の選んだボトルです。

ミッシェル・ユアール 1997-2014  カルヴァドール&信濃屋

Michel Huard 1997-2014 /52.0% /#18 /528bts /for Calvador & Shinanoya

 



 

 

以前ご来店の際に、高山氏より案内をいただいていたボトルが届きました

フランス、ノルマンディー地方の誠実な生産者、ミシェル・ユアールのカルヴァドスです。

 

高山氏は京都の誇るバー、カルヴァドールのオーナーで仏政府認定のアンバサドゥール・デュ・カルヴァドスです。

年下ながらお会いすると緊張で背筋の伸びるバーマンです。

 

開封から熟したリンゴの素晴らしい香りです。

希少な樽出し度数の力強さが香味ともに活きています。

樽由来の渋み苦みも確かに感じ取れますが

むしろ果実の甘みを上手に引き締めていて、好印象です。

 

シードルの酵母様の香味も感じられ、若くともストレートで充分愉しめる複雑さと熟成感を持っています。

これはさすが高山氏、素晴らしい樽を選ばれています。

是非お試し下さいませ。

 

 

 

とはいえやはり高山氏の選ばれたボトルですから

カルヴァドールさんで、ご本人からエピソードなど伺いながらお飲みいただくのが一番良いとは思うのです。

 

遠方のバーならともかく、あえて徒歩圏内の当店で楽しんでいただくにはと考えた結果、

ポール・ジローの時と同様に、贅沢ながらカクテルに仕立ててみました。

この時期出回るざくろを使ったジャックローズです。

 


 

 

写真では判り難いですが、ダークトーンの深い紅色に仕上がりました。

加水のVSOPクラスでお作りするものから、

香りの広がり、味の深みとも格段に向上し、贅沢のし甲斐が充分あると判断いたしました。

是非お試し下さいませ。

できるだけ備えますが、ざくろが品切れの際は御容赦下さい。

 

 

 

 

 

 

 

ミッシェル・ユアール氏のメゾンを訪れたのは2004年11月のことです。

秋のひと月をフランスで過ごし、最後の滞在地がノルマンディーでした。

 

御紹介していただいた輸入代理店のボニリさんも未訪問とのことで

私が日本から初の訪問者となりました。

パリから鉄道のあるフレールの町に宿を取り、起点にいたしました。

 


 

フレールの中心部です。小さいながら活気のある町です。

私は運転しての生産者訪問はしませんので

ここから徒歩で10km程先の目的地を目指します。

 


 

町の中心の丘から

この一番細い道を下っていくと

 

 

すぐに人家は途切れ、こんな風景です。

 

 

数キロも歩くと牧草地が広がり

 


 

牛が昼寝をしています。

11月というのに汗をかく陽気です。

飲み物を買える所などありません。

水を携帯しなかったことを後悔いたしました。

 

 

りんごの果樹園。

 

 

こちらは洋梨です。

このドンフロンテ地区は梨の栽培が盛んで、カルヴァドスにも使われますが

ミシェル・ユアールはあえてりんごのみで生産しています。

 

 


 

途中迷っていつしか道を外れ、小川に沿って歩き、廃線跡を越え

ぬかるみを歩いて民家を訪ね、

親切な方に教えていただいてなんとか辿り着きました。

 


 

ミッシェル・ユアールのりんご園です。

3時間強の爽快な散策でした。

 


 

当主のミッシェル・ユアール氏と御家族にお迎えしていただきました。

フレールから歩いて来ましたと言うと驚かれました。

「収穫の様子と熟成庫を拝見できますか。」 と逸る私に

まずはその椅子に座って当家のシードルを飲みなさい。と笑顔でおっしゃいました。

そういえば喉がカラカラでしたので、たくさんおかわりしてしまいました。

 


 

奥様が名物のタルト・ノルマンドを焼いてもてなしてくださいました。

酸味の効いたりんごのタルトとシードルは相性が抜群です。

 


 

遠来の日本人の緊張を解こうと、皆様にお心遣いをいただきました。

往路、街灯が全く無い道を来ましたので、

「陽が落ちる前に街に戻らなければ」 という懸念があったことも忘れて

心からの笑顔になりました。

食後にはカルヴァドスの古酒をいただき、りんごのフルコースを堪能いたしました。

 

しかし私も10年遡れば、髪を脱色して渡欧するような蛮行をしているのですから

若さとは恥ずかしいものです。

最近はそれを“黒歴史”と呼ぶようです。

 

 

メゾンを出て、御高齢のミシェル氏に代わって、

生産現場は後継者のジャン・フランソワ氏にご案内していただきました。

りんごの品種による香味の違いを実際に食べながら体験させていただきました。

 


 

収穫したりんごを集め

 


 

洗浄、破砕して

 


 

圧搾して果汁にして

 


 

発酵、蒸留してカルヴァドスが造られます。

 


 

これは彼らが“フルール・ド・ポミエ”と呼んでいる未熟成のカルヴァドスです。

 

 

樽で寝かせて熟成カルヴァドスになります。

この熟成庫に並んでいる樽の中に今回の原酒もあったのでしょう。

京都での再会に胸が熱くなります。

高山氏に感謝です。

 

 

結局帰路は甘えて、ジャン・フランソワ氏に車で送っていただきました。

この機会に、今まで話すことも無かったノルマンディーでの訪問記を綴ることができました。

すぐ近くにカルヴァドールさんがありますので私が積極的に扱う意義は感じませんが

もちろん今でもカルヴァドスは大好きです。

 

 

 

 

 ノルマンディ名物の“カフェ・カルヴァ”。昼間から泥酔できます。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円       Tel 075-221-1721

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

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