ラガヴーリン 1979-97 PXカスク
開封いたしました
ラガヴーリン 1979-97 ダブル・マチュアード PXカスク
Lagavulin 1979-97 /43% /Distiller’s Edition,Double Matured Pedro Ximenez Cask Wood
H 1500 / F 2800
1997年にオフィシャルの限定品として発売された、極甘口シェリー樽後熟のラガヴーリンです。
このシリーズは最近まで継続して発売されていますが
その第一回目のリリースのものです。ラベル上部の紋章が現行品とは違います。
重厚な甘さと燻香の組み合わせがラガヴーリンのハウス・スタイルです。
このボトルはそのそれぞれの要素を強化しています。
香りは驚くほど甘く濃厚で
良い時代の良いロットのエドラダワーを想い起こさせます。
口内ではペドロヒメネス樽由来の干しぶどうとキャラメルの甘さと
深いスモーキー・フレーバーが渾然一体に溶け合って
素晴らしい小宇宙を構成してくれます。
この季節にふさわしい美酒です。
ラガヴーリンの70年代は希少になりました。
是非お試し下さいませ。
こちらも開封しています
タリスカー 1990-2002 12年 ハート・ブラザーズ
Talisker 1990-2002 /12yo /46.0% /Hart Brothers
H 1000 / F 1800
ハートブラザーズのタリスカーです。
ラベル下部に“Cask Strength”とありますが本当でしょうか?
同社らしい柔らかな質感と控えめなピートで
甘くてすっと飲めてしまう穏やかな仕上がりです。
今週売り切れたのはケルティッック・ハートランドのボウモア1968と
GMのクライヌリッシュ1972です。
皆様さすがリストから上手に良い物を選ばれますね。
ボウモアの68はまだOB25年とダンカンテイラーが
クライヌリッシュの72はエクスチェンジとグレンマスターが開いていますので是非お試し下さい。
どれも飲み頃です。
洛中は紅葉もそろそろ見ごろです。
散策にも良い季節ですので早く起きた日にはつい遠出してしまいます。
昨日は小野の随心院まで行って参りました。
表書院から眺める庭園の紅葉はまだ盛りではありませんが
綺麗なグラデーションが愉しめる時期です。
小町ゆかりの地だけに
枯れゆく様まで見届けるのが良いかもしれません。
洛中からは少し離れますが
地下鉄の小野の駅からは近く
人も少ないので紅葉の穴場です。
道すがらに深草少将の百夜通いで名高い榧の大木も見られます。
夜はライトアップもしているようです。
Rum and Whisky (ラム・アンド・ウイスキー)
604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)
20時から翌4時 火曜休 チャージ500円
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます