洛中は初夏の陽気です

爽やかな短熟スモーキーのウイスキーをいくつか御用意しましたので

まずはその一部を御紹介いたします。

 

ボウモア 2001-2013 “the ten”  メゾン・デュ・ウイスキー  /F 1200 (H 800)

ローハン・ソラン(ラガヴーリン) 1990 ケルティック・クロス /F 1500 (H 900)

フラワリー・ムーン 12年 ムーン・インポート  / H 1000  F 1800

 

Bowmore 2001-2013 /40.10% /”the ten” La Maison du Whisky

Lochan Solan (Lagavulin)1990 /46% /Celtic Cross /Scotch Malt Sales  

Collection Moon 12yo /”flowery” /45%

 


 

ボウモアはパリのウイスキー専門店ラ・メゾン・デュ・ウイスキーの“the ten”というシリーズの一本で

00番から数が大きくなると、より個性的な味わいのウイスキーになっていくという趣向のものです。

 

この07はMedium Islay Peatと銘打たれたもので、フルーティーで上質なボウモアです。

手頃なクラスながらかつて良いボウモアに必ず感じてきたプリズムのような多面的な魅力があり、

この価格帯では素晴らしい出来だと思います。とてもおすすめです。

 

今月末の弊店5周年ではまた古いボウモアを何本か開封予定ですので

そちらも御期待下さい。

 

ローハン・ソランはラガヴーリンの水源の名前で、中身もそのようです。

あまり無い淡色のラガヴーリンですが、らしい芳醇な甘みとスモークがあり楽しめる一杯です。

 

フラワリー・ムーンは懐かしいボトルです。10年以上は前のリリースだったと思います。

当時は手頃なムーンのボトルとしてよく見かけました。

 

島物のヴァッティングらしいのですが香味はすっかり忘却してしまっていて

裏ラベルに大きく“The Smoky Flavour”とありましたので今回開封いたしましたが

それほどの燻香はありませんでした。

島らしい潮気や旨味は豊かに感じられますので、ゆっくり時間をかけてお愉しみください。

 

 

気温が上がり、モヒートやハイボールの御注文が増えて参りましたが

涼しい夜にはストレートのウイスキーも良いかと存じます。

程よい燻香のある加水タイプがこの季節のおすすめでございます。

是非お試し下さいませ。

 

 

 

 

 

先の休日は大修復を終えた宇治の平等院に藤を見に行こうと考えていたのですが

今年は藤棚の大幅な剪定もされたようで花房がまばらと聞き

予定変更して上賀茂の大田の沢に杜若を見に行きました。

ちょうど見頃でした。

 

陽光眩しく汗ばむような気候でしたが

社家の町並みを上賀茂神社まで散策すると

早くも明神川に入って遊ぶ子供の姿があり

清しい気持ちになりました。

 

緑に染まった斎王桜がひときわの美しさでした。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。