ラフロイグ 1987-2004 ウイスキーフェア
台風が夏を連れ去ってしまい
秋の気配が近づいて参りました。
そろそろウイスキーの季節です。
夏の暑い時期は若いアイラが人気でした。
食事においてもそうみたいですが
やはり夏は刺激的ではっきりとした味わいのものが求められるのでしょう。
涼しくなりますと複雑な香味のある重厚なものか
柔らかいものが好まれるようになりますが
季節の変わり目のこの時期は
スモーキーでかつ複雑味もある
長期熟成のアイラ・モルトはいかがでしょう。
開封いたしました
ラフロイグ 1987-2004 ザ・ウイスキー・フェア
Laphroaig 1987-2004 / Douglas Laing Old Malt Cask for The Whisky Fair / 56.1% / 336bts
ダグラスレイン社がドイツのウイスキーフェア向けに詰めたラフロイグです。
同社のオールド・モルト・カスク・シリーズは通常50%で詰められ
上部ラベルにもそう表記されているのですが
このボトルは樽出しの56.1%です。
濃色で、表記はありませんが明確なシェリーのニュアンスを感じます。
しっかり甘く、しっかりスモーキーで
その二つの要素が調和しているというよりはせめぎ合うような
個性的で楽しいラフロイグです。
こちらも開封しております
カリラ 1977-99 21年 レアモルト
Caol Ila 1977-99 / 21yo / UD-Rare Malt Selection / 61.3%
懐かしい99年ボトリングのレアモルトのカリラです。
最近の長期熟成のカリラによく見られる果実味が無く
スモーク・塩・旨みと、アルコールのボリュームで飲ませる
シンプルで古典的な王道のカリラです。
とてもおすすめです。是非お試し下さい。
台風が去り、ようやく水の引いた鴨川の浅い水底に光るものがあり
増水で流されて来たのでしょうか
金具と革で装丁された立派な古書が沈んでいました。
とても気になったのですが
もう水に入って拾い上げるような歳でもないと
そのままにして帰りました。
あれは何の本だったのでしょうか、今になって後悔しています。
Rum and Whisky (ラム・アンド・ウイスキー)
604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)
20時から翌4時 火曜休 チャージ500円
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。
小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。