カテゴリー : ロングモーン

クライヌリッシュ 1972-2010 37年 GMケルティック・ラベル

 

 

本年より看板を出さずに営業しておりますのでご留意下さい。

 

開封いたしました

クライヌリッシュ 1972-2010 37年 GMケルティック・ラベル

Clynelish 1972-2010 /37yo /55.6% /#14299 /GM “The Dram Taker’s” for JIS

H 1500 / F 2800

 



 

いつもながら遅筆にて申し訳ありませんが

本年最初に開封いたしましたモルト・ウイスキーは

良年と評判の1972年蒸留のクライヌリッシュです。

 

昨年末に1972-2009 #14298が空きましたのでその隣樽を開封いたしました。

当店では二度目の扱いになります。

 

青い洋梨やいちごキャンディーの甘さを、木樽の程よい渋みが引き締めてすっきりとした飲み口です。

長期熟成ながら今はまだ若々しさすら感じさせるこのウイスキーが

よりねっとりと深く甘くひらいていくことを前回の経験から知っています。

 

現時点でもおいしくて、今後の変化の過程も楽しめる美酒でございます。

是非お試し下さいませ。

 

 


 

こちらも開封しております

ロングロウ 1992-2009 16年 BBR

Springbank Peated (Longrow) 1992-2009 /16yo /53.7% /#70 /BBR

H 1100 / F 2000

 

ロンドンの老舗、BBRの詰めたロングロウです。

ラベルにロングロウとは記載されておりませんが

”ピートのみで乾燥させた麦芽を使用し、2回蒸留でつくられた”と書かれています。

 

深く焚き込まれたピート・スモークとシェリー樽由来の甘味がきれいに融和して

旨みもしっかりあり、多層的で楽しめる一杯です。

こちらもお試し下さいませ。

 


 

今年に入ってから売り切れたのは

スプリングバンクの80年代ジャグとロンバードのグレングラント64、ライフのロングモーン72です。

市場価格の高騰と連動して御注文が多くなるのは、さすが皆様よくご存知と感心いたします。

 

ロングモーンは飲みきられた方が空きボトルをお持ち帰りになられました。

瓶など無意味と思いながらも、なお残る未練と執着を消すために空瓶の写真掲載をしていますが

思い入れのある方に貰っていただければ私も嬉しい気持ちになります。

ウイスキーのボトルはデザインも美しく、お部屋の装飾としても楽しめます。

一週間くらいは置いて眺めておりますのでご入用の方はお申し付け下さいませ。

 

 

 

 

昨夜は京都もかなりの降雪でした。

当店の窓からも東山連峰が白く染まっていく様を、遠方からお越しの皆様と眺めることができました。

 

 


 

一夜明けて、丸太町橋より望む今朝の鴨川雪景

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

年末のご挨拶 オーヘントッシャン1966 23年 クリスタル・デキャンタ

 

 

年末年始は休まず営業いたします。

1月6日から9日まで休業させていただきます。

特別な事はいたしませんので静かな時間をお過ごし下さいませ。

 

 

開封いたしました

オーヘントッシャン 1966 23年

Auchentoshan 1966 /23yo /43% /Morrison Bowmore LTD

H 1200 / F 2200

 


 

モリソン・ボウモア社の詰めたオーヘントッシャンの古酒です。

アーマーと同じ形状のクリスタル・デキャンタに入っています。

当時良く使われたもののようですね。

 

開封時はコルクの香りが強く、少し不安がありましたが

現在はそれがきれいに抜けて、艶やかな果実香に変わりました。

プレーンな酒質に樽由来の渋みが程よく乗って

軽い飲み口ながらゆったりと愉しめる複雑さがあります。

今が飲み頃です。お試し下さいませ。

 


 

最近売り切れたボトルです。

マッカランの1861レプリカとGMケルティックのロングモーン1968です。

 

先週は洛中でも大雪が降るほど冷えたためか

シェリー樽での長期熟成のスコッチがよく出ました。

このタイプの近年の高騰もあるのかも知れませんね。

今後あらたに仕入れるのは難しいと思います。

 

ロングモーンはケルティックの65.66、リザーブの69、ライフの72、GMカスクの73など

おいしいボトルがいろいろ開いていますので

ぜひ今のうちにお試し下さいませ。

 

 

大晦日です。

皆様に支えていただいて、なんとか年を越すことができそうです。

心より御礼申し上げます。

 

今年はなんといってもナインリーヴスの操業開始と蒸留所を見学できたことが最も印象的でした。

まさか畿内にラムの蒸留所ができるとは、という驚きから

その完成度の高さと展望に心を奪われました。

世界トップレベルの品質です。遠からずより広く認められることになるでしょう。

 

実はNine Leavesの記事は完結しておりません。

熟成と今後の展望についても書かせていただきたいのですが

そのためにまずラム全体に関する記事を先行してお伝えしたいのです。

遅筆で申し訳ありませんが来年初頭には掲載いたします。

 

また毎年言っているような気もいたしますが

来年こそは再びカリブを訪れて生産の現場の御報告をしたいですね。

 

前回の記事でご紹介させていただきましたグアドリンクの内野氏より

来年放送されるカリブの番組を教えていただきました。

カリブ海楽園大紀行という番組で、1月1日と2日に放送されます。

俳優の大沢たかおさんがマルティニークやセントマーチンを紹介されるようですね。

お正月の楽しみにぜひご覧下さいませ。

 

 

さて、今から出勤して本年最後の営業です。

今宵も皆様方のお越しをお待ち申し上げます。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

グレングラッサ 1974 22年 ハートブラザーズ

 

開封いたしました

グレングラッサ 1974 22年 ハートブラザーズ

Glenglassaugh 1974 /22yo /43% /Hart Brothers

 


 

ハートブラザーズ社の詰めたグレングラッサです。

1974年蒸留の22年ものですから96年頃の瓶詰めです。

瓶内で程よくこなれて、正に飲み頃です。

 

控えめな花の香りと自然な果実香から

柔らかでやや華奢なボディと素朴で甘い麦の旨みが愉しめます。

質感はクリアーというよりは少し粉っぽく、落雁のような印象です。

 

前回御紹介いたしましたダンカンテイラー社のウイスキーは

鮮烈な果実香でその香味の輪郭を際立たせているのに対し

HB社のものはどこか境界線のあいまいな、ぼんやりとした感じがあって和みます。

ストンと落ちるような余韻の短さもかえって好印象です。

 

蒸留所のハウススタイル、ボトラーのスタイル、瓶内熟成の期間など

複数の要素が良く合致しており

ひとつの完成された液体になっています。

おいしいと思うボトルはいくつもありますが

最近開けたものの中では特に私の嗜好に合った一本でございました。

是非お試し下さいませ。

 

 



 

まだ御紹介していなかったボトルたちです

DB Glenfarclas 25yo /43% /bot. late1970s

Longmorn 1976 /52.2% /Whisky Festival Tokyo 2010

Benriach 1976 /35yo /43.8% /KINKO 2nd /#3035

Islay Fusion 1990 /46% /Moon Import

Bowmore 1999 /13yo /59.3% /”Dinosaur” 3R

Bowmore Bw1 /52.9% /Elements of Islay

 

ファークラスはさすがの深みがあり、重すぎずバランスの良い一本

ロングモーンはライフのそれとよく似た華やかさ

ベンリアックは驚くほどフルーティです。残僅少。

ムーンのアイラはおそらくBr+Bn

恐竜のボウモアは濃厚シェリー+スモーク

Bw1は果実香と燻香の調和のとれた一本です。

こちらもお試し下さい。

 

 

 

冬の特別公開中の霊鑑寺に行って参りました。

鹿ケ谷の哲学の道から

名門ノートルダム女学院への坂道を上がったところにある尼門跡寺院です。

代々皇女が入寺したそうで

少女趣味の御所人形や美しい花鳥かるたが展示されています。

狩野派や応挙の瀟洒な襖絵のある書院には

徳川家斉より贈られたという大きな雛人形が飾られていました。

コンパクトに整えられた庭には

たくさんの椿の銘木が植えられ

寒椿がそのはかない花を咲かせていました。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます。

ポートエレン 1979-2001 22年 ザ・ボトラーズ

 

開封いたしました

ポートエレン 1979-2001 22年 ザ・ボトラーズ

Port Ellen 1979-2001 /22yo /The Bottlers /59.8% /Refill Sherry Hogshead /#1552

 



 

エジンバラのワイン商、ザ・ボトラーズの詰めたポートエレンです。

リフィル・シェリー樽の熟成ですが、樽からの影響は多くはなく

原酒の香味を素直に愉しめます。

スモークも塩も旨味も充分に感じられ、熟成感もある良質なアイラ・モルトです。

是非お試し下さい。

 

 



最近開封したボトルです

 

Longmorn 1968-2010 /41yo /GM for JIS /57.6% /Refill Sherry Hogshead /#5277 /85bts

Clynelish 1971 /36yo /Murray McDavid , Mission /51.5% /Bourbon Casks /265bts

Brora 30yo /DB , bot.2004 / 56.6% /3000bts

Caol Ila 1982-2011 /28yo /BBR /56.4% /#6514

Laphroaig 1994-2005 /10yo /Acorn /56.7%

Ardbeg 2000-2006 /Impressive Cask /62.7%

 

スモーキーなウイスキーが美味しい季節になって参りました。

young & fineなアードベッグなどいかがでしょうか。

 

 

ポートエレンを訪れたのは2000年のことです。

アイラ島南岸のポートエレン蒸留所は1983年に閉鎖されてしまい

以降製麦工場として他の蒸留所に原料の大麦麦芽を供給しています。

アポイントメントもありませんでしたが

せっかく来たのだからと窓から覗いていると

スタッフの方と目が合い、御好意で案内していただけました。

巨大なドラム式ドライヤーで麦芽を乾燥させながら

各蒸留所のオーダーに応じた量のピートの煙を焚き込んでいきます。

コンピューター制御の近代的な工場でした。

それからまた自転車を漕いでボウモアの町に戻った頃には陽が落ちていました。

 

時代とともにウイスキーの生産方法も味わいも変わっていきます。

我々は生涯をかけてその極一部を知ることしかできません。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)
604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)
20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。
小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

 

ロングモーン1965-2009&1966-2008 GM for JIS

 

 

5月1日火曜日は休業させていただきます

 

開封いたしました

ロングモーン 1965-2009 1966-2008 ゴードン&マクファイル

Longmorn 1965-2009 /43yo /GM for JIS /45.6% /Refill Sherry Hogshead /#67 /207bts

Longmorn 1966-2008 /41yo /GM for JIS /43.8% /First Fill Sherry Butt /#5061 /309bts

 


 

少し前のリリースとなります、シェリー樽での長期熟成ロングモーン2種です。

2009年頃はケルティックラベルのロングモーンが次々と出てきて食傷気味だった覚えがありますが

最近は少なくなってきていますね。

 

軽やかなリフィルの65も、濃厚なファーストフィルの66も

とても良質な王道のロングモーンです。

 

 

新緑の季節です。

そろそろ夏の足音も近づいています。

今のうちにクラシカルなスコッチ・ウイスキーの重厚な熟成の神秘を堪能しておいて下さいませ。

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

ロングモーン 1969-2009 GMリザーブ・ラベル

 

 

皆様明けましておめでとうございます。

当店は本日一月四日より通常営業でございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

 

開封いたしました

ロングモーン 1969-2009 GMリザーブ・ラベル

Longmorn 1969-2009 /Gordon&Macphail Reserve /59.3% /#5293 /405bts

 



 

御好評をいただきました

1969-2009 #5298 GMケルティックが空きましたので

同日に瓶詰めされた近い樽のものを開封いたしました。

シェリー樽での長期熟成、近年の王道ロングモーンです。

ご期待に沿える内容です。お試し下さいませ。

 

昨年の年頭の目標は

再びカリブへラム生産の現場を見に行くことと

御提供できる蒸留所数を増やすことでしたが

結局一度も海外へは行けず

年末に開封したのもおなじみのロングモーンでございました。

 

今年こそはと思いますが

自分らしく一歩一歩進んでいくしかありません。

少しずつですがより良い店作りに努力いたしますので

宜しくお願い申し上げます。

 


 

現在御提供中のロングモーンです。

1972-2010 37yo /”The Life” Three Rivers with TWA /51.3% /#1098 /228bts

1976-2010 33yo /”The Life” Three Rivers /54.4% /#5888 /179bts

1973-2007 /GM Cask Strength /First Fill Sherry Butt /54.4% /#3649

1990-2000 10yo /Dun Eideann /46% /#30022

以上です。是非お試し下さいませ。

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます。

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます。

 

 

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