カテゴリー : ラム

ザ・ウイスキー・エージェンシー トラベラーズ 2005-2013 8年

 

 

 

美酒の秋、文化の秋です。

 

開封いたしました

トラベラーズ 2005-13 8年 ザ・ウイスキー・エージェンシー

Travellers 2005-13 /8yo /49.5% /282bts /The Whisky Agency

H 1000 / F 1800

 


 


 

ドイツの新興ボトラー、ウイスキー・エージェンシーより

中米の小国、ベリーズ産のダーク・ラムです。

 

メキシコとグアテマラに国境を接するベリーズのラムを扱うのは初めてです。

この国についてもほとんど知りませんでしたが、スペイン統治から英領時代を経て独立したそうです。

公用語は英語。グレート・ブルー・ホールという美しい海中地形がよく知られているようです。

トラベラーズ蒸留所は、かつて日本でも入手できた有名な“ワン・バレル・ラム”を造っている所です。

 

旧英領らしい力強い濃厚な味わいに

スペイン系の甘みが融合しています。

質感はニカラグア産を想わせる粗さもあり

総合すると他に無い個性となっています。

 

季節にふさわしい香味です。

未知の異国を旅するようにお愉しみ下さいませ。

 

 


 

前回御紹介いたしましたポール・ジローは早くも残一杯です。

コニャックにここまでの反響をいただけるとは嬉しく、また意外でもございました。

一週間でこんなにたくさんのサイドカーをお作りしたことはかつてありません。

通常は左後方の古いシャトー・ポーレで調製いたしますので、また御用命下さいませ。

 


 

今回売り切れたのはグレンロッシーの75.79、ライフのキャパドニック

フンギのハイランドパーク、ミッションのクライヌリッシュ71です。

涼しくなり、長期熟成のウイスキーが良く出るようになりました。

 

 

 

 

 

 


 

文化・芸術に親しむ秋です。

京都では国立博物館の新館が完成し、旧館も改装が終わりました。

 

写真左が新しい平成知新館です。現代的な建築で、常設の展示です。

右後方が改装成った明治古都館です。現在鳥獣戯画展をしています。昨日初日を見ましたがまだ人少なでした。

間の遠方に見えるクレーンはフォーシーズンズ京都の建設現場です。

来春開業予定のようで、太閤ゆかりのこの界隈もまた様変わりするようですね。

 

平成知新館では開館記念特別展“京へのいざない”をしています。

凄いボリュームの展示です。

急ぎ足で回っても2時間、ゆっくり見ればその倍は楽しめるでしょう。

雨天や荒天時の観光に、とてもおすすめの場所ができました。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

ロン・サカパ・センテナリオ ブラック・ラベル 旧ボトル

 

 

開封いたしました

ロン・サカパ・センテナリオ ブラック・ラベル

Ron Zacapa Centenario  Black Label  Edicion Conmemorativa  40%

H 1300 / F 2400

 


 

写真後方のロンサカパXO旧ボトルが売り切れましたので

新たに開封いたしました。

 

人気の甘口ラム、ロン・サカパの上級品。

瓶全体がペタテにおおわれていた頃のボトルです。

 

ラベルの受賞歴の最新の表記が2001年、

ボトルデザインの変更が2005年前後でしたからその間のリリース品でしょう。

 

御存知の通りの濃厚甘口ですが

長期の瓶内熟成でシルキーな舌触りの上質な古酒になっています。

 

成熟した大人のためのデザートです。

是非お試し下さいませ。

 

 



 

昼は蝉が、夜は蟋蟀が鳴く季節です。

気温も程よく、散策に良い気候になりました。

 

南禅寺界隈を歩きますと

もう色付き始めた葉の向こうに

まだ夏の雲が望めます。

 

写真は瓢亭と無鄰菴の間に見えた入道雲。

この洋館の二階が山縣・伊藤らの無鄰菴会議が行われた場所です。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

Jバリー 1986-94

 

 

開封いたしました

Jバリー 1986-94

J.Bally 1986-94 /45% /Rhum Vieux Agricole Martinique

H 1100 / F 2000

 


 

暑い日々が続いています。

短期熟成のアグリコール・ラムはいかがでしょう。

 

仏領マルティニーク島の名門Jバリーより

今から20年前の流通品です。

 

Jバリーは1987年に閉鎖され、現在はバナナ園になっていますが

これは閉鎖前の旧施設で生産されたものです。

 

艶やかでフルーティな香りと複雑で繊細なボディに

青草様のアクセントが爽やかで、この季節にもぴったりです。

 

原酒の良質さと長期の瓶内熟成によって

短期樽熟成の美点がよく出ています。

 

とても高水準な品質のおいしいフレンチ・カリビアン・ラムでございます。

是非お試し下さいませ。

 


 

今回売り切れたのはトロワリビエール1969とラパラン1952です。

どちらも熟成ラム文化の頂点に立つ美酒でした。

再び扱うことが出来ますよう精進いたします。

 

 

 



 

先の休日は土用の丑の日で

下鴨神社のみたらし祭りに行って参りました。

 

この日は境内の御手洗池に水が張られ

蝋燭を献じて息災を願う“足つけ神事”が行われます。

 

早朝から夜10時頃までされていますので

私のような生活時間のおかしな者でも思い立ってから参加できます。

 

裾を絡げて膝下まで水に浸すと

良い暑気払いになります。

毎年のことながら、この時のみたらし池の氷水のような冷たさには驚かされます。

血流が変化する為か、神事の後はいつもしばらく放心いたします。

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

R&W 真夏のスモーキーまつり

 

 

洛中は祇園祭が山場です

 

一段と暑くなりました。

ハイボールでおいしい若くてスモーキーなウイスキーを一挙御用意いたしました。

 


 

写真右から

Kornog /46% /Celtic Whisky Compagnie

Ardbeg “Auriverdes” /49.9%

The Six Isles  St.Etienne Rum Cask Finish /46%

Laphroaig 10yo /Cask Strength /55.7%

Tobermory(Ledaig) 2005 /7yo /61.9% /Visual Flavour

燻酒 /50%

Old Pulteney & Caol Ila 11yo /La Maison du Whisky /46%

 

ゴルノグは、ケルトの色濃いフランス・ブルターニュで造られるピーテッド・モルト・ウイスキー。

3年熟成とまだ若いですが、湧き上がるスモークは本格派です。

 

アードベッグのオーリヴェルデは本年のアードベッグ・デイの限定品です。

W杯をイメージして作られ、チョコレートのようなビター・スウィートな香味です。

 

シックス・アイルスはアイラ・ジュラ・マル・スカイ・オークニー・アランの6島のモルトをブレンドしたもの。

これはさらに1島、カリブの仏領マルティニーク島のラム樽で後熟した特別仕様です。

キワモノのようですが当店でこそ買わねば、との使命感から購入。

香りには明確なアグリコール・ラムの特徴があり、ミディアム・ピートでなかなかの怪作です。

 

ラフロイグのカスク・ストレングスはバッチ・ナンバーが無い少し前のもの。

 

レダイグは強烈!35ppmってレベルじゃないです。マル島の実力を是非ハイボールで。

 

燻酒はスコッチモルト販売さんがハイボール用に詰めたもの。噂ではLgだとか。

 

カリラ・プルトニーは通好みの2酒をブレンド。旨味しっかりしたバランス良い佳酒です。

 

どれもしっかりと煙の焚き込まれた、炭酸での伸びの良い個性派ウイスキーばかりを集めました。

盛夏にこそおいしい、スモーキー・ハイボールを各種お試しくださいませ。

すべて一杯1200円でございます。

 

 

 



 

祇園祭は先祭が終わり、来週の後祭を待つばかり。

49年ぶりの変化に高揚いたします。

写真は先祭・宵山の長刀鉾。凄い人出と熱気で眩暈がしました。

 

後祭の宵山は屋台が出ないそうですので

落ち着いて見物されたい方には良いかもしれません。

私も楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

 

Meets Regional に掲載されました

 

 

本日7月1日発売の関西の飲食情報誌、ミーツ・リージョナル8月号は

バー特集です。

 


 

 

“気持ちのいいバー”と題して名店も新店も載っています。

私は店舗の紹介ではなく

スピリッツ講座のラムのページを担当させていただきました。

 

見開きで光栄にも凄い方と並んでおります。

是非ご購入の上お手元に置いていただきたいと願います。

 

 


 

昨日は夏越の祓で、八坂さんの茅の輪くぐりをいたしました。

早くも祇園囃子の練習が聞こえました。

 

今年は150年ぶりとなる大船鉾の復活に

後祭の再開と話題の多い祇園祭です。

変化こそ祭りの本質です。

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

ボウモア 1972 36年 プレストンフィールド

 

 

開封いたしました

ボウモア1972 36年 プレストンフィールド

Bowmore1972 /36yo /48.8% /#3881 /565bts /Prestonfield

 


 

エジンバラの格式あるホテル、プレストンフィールド・ハウス向けのボウモアです。

五周年記念祭の追加ボトルとして開封いたしました。

 

黄桃様のねっとりと甘い香りをスモークが引き締めて

複雑さの極致、ボウモアの様々な魅力をプリズムのように愉しめる一本です。

 


 

五周年記念セットは御好評をいただいています。

セットは二回目から記念ボトルを外しても御注文いただけるようにいたしましたので

当初の予想よりはゆっくりとお愉しみいただいております。

 

記念ボトルと、当店の全てのボトルより2種をお選びいただきまして

ハーフ・ショット計3杯でチャージ込み5000円での御提供です。

もちろん上掲のボウモア1972も左のボウモア1968もお選びいただけます。

秘密の隠し玉もございます。

 

記念ボトルが無くなるか、あるいは今月中までの御提供とさせていただきます。

 

お得な内容かと存じます。

是非この機会に御用命くださいませ。

 


 

今回売り切れたのはセスタンテのグレンロッシー1972と

Jバリーの1957、ラマニーの1979です。

どれも傑作でした。

また同クラスの魅力あるボトルを御用意いたします。

ご期待下さいませ。

 

 

 

 

 

先の休日は鴨川を散策しながら

上賀茂神社まで蛍を見に行きました。

 

道中の河原では学生たちが宵闇に花火などを楽しむ様が見られ

盛夏の気分です。

 

一の鳥居から境内に踏み入ると

ならの小川に舞う蛍が見られます。

ご近所からか、浴衣の子供連れのかたもいらっしゃいます。

 

さらに上流の神域を垣根越しに覗き見ると

原始の森を伸び伸びと自由に乱舞する、たくさんの光を眺めることができました。

幻想的な光景でした。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

 

ボウモア 1968-2002 34年 ハートブラザーズ

 

 

5周年記念祭を開催中です

 

5th Anniversary bottle, Aged Special Reserve Islay Malt Scotch Whisky /51.5%

Bowmore 1968-2002 /34yo /40.2% /Hart Brothers

Jamaican Rum Over 15yo /74% /Whiskyteca Giaccone

 


 

ウイスキーエクスチェンジ五周年記念のアイラ・ブレンデッド・モルトと

お好みの二杯をお選びいただいて

ハーフ・ショット三杯でチャージ込み5000円にてご提供しております。

上掲はセットの一例として新たに開封したものです。

 

どちらも気に入って何度か取り扱ったボトルです。

ハートブラザーズのボウモア1968は開封からトロピカル・フルーツ香全開で

ジャッコーネのジャマイカは旨味の凝縮度が凄いです。

 

もちろんこれら以外にも当店の全てのボトルからお選びいただけます。

 

記念ボトルが無くなるまで40セット強の御提供です。

3日間で十数セット御注文いただきました。

今週末までくらいのペースでしょうか。

 


 

皆様上手に選んでいらっしゃいます。

ボトラーからのおすすめは

ラフロイグ1976・アードベッグ1974・1978やキンクレイス1968・オード1965・ベンリアック1968などです。

 

 


 

オフィシャルからはファークラス25年・オーバン12年・ブローラ30年2004・ラガヴーリン1979など。

 


 

ブレンドやヴァッテッドがお好きな方にはエインズリー12年・ハイランドフュージリア・ストラスコノンや

ジョン・ウォーカーズ・オールデストなど。

 


 

コニャックからはレイモン・ラニョー・エリタージュ(1906蒸留)やジャン・ドゥ・ソヌヴィエイユ35年

ジャン・フィユーNo.1やピエール・ド・スゴンザック(ピエール・フェラン氏)など。

いくつかは現地でご本人から直接お譲りいただいた希少品です。

 

ムーン・インポートのLuigi Barileのグラッパや

アルマニャックでプライヴェートに詰めていただいた1971などもこの機会にいかがでしょうか。

 

 

また、今回よりHPの右にカテゴリー欄を新設いたしましたので御閲覧の際ご利用下さいませ。

 

 

 

 

先の休日は、急に思い立って久々に山崎蒸留所に行ってまいりました。

前日に申し込みましたので見学ツアーはほぼ満員でしたが

なんとか最終の枠に入れました。

日本のウイスキー造り発祥の聖地の

すぐ近くに住む幸運に感謝します。

 


 

通常のツアーでは昨年新たに増設されたポットスチルを見ることはできませんでしたが

いつ来ても新鮮な感動を覚えます。

 

ツアーの後、庭園のテラスでウイスキー片手に心地良い時間を過ごしました。

ミズナラ原酒と新緑の香りが良く合います。

こちらの山法師の花もちょうど見頃でした。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

五周年記念 ジャッコーネのジャマイカとボウモア1968

 

 

おかげさまで当店も五周年を迎えることができました

 



 

開店時、「京都でラムとウイスキーの専門店なんて5年もたないよ」と言われました。

私も親しい人にはそう言うでしょう。

そう言われてやめるようならその方が良いのです。

諸先輩方の厳しい御忠告に心より感謝申し上げます。

それにも増して、これまでお支えいただきましたお客様方に更なる感謝を申し上げます。

 

今年も当店をご支持いただいております皆様方への御礼といたしまして

15ml×3種でチャージ込み5000円の特別なテイスティング・セットを御用意いたしました。

昨夜0時より御提供させていただいております。

 

昨年は3種2セット固定とさせていただきましたが

今年は昨年の反省も生かしてプリフィックスとさせていただきました。

 



 

五周年の記念といたしまして

洒落でロンドンの酒舗・ウイスキー・エクスチェンジの五周年記念ボトルを開封させていただきました。

 

こちらと、当店の全ての在庫よりお好みの2種をお選びいただきまして

15ml×3種でチャージ込み5000円で御提供いたします。

記念ボトルが無くなるまで40セット強の御提供となります。

 

記念ボトルは

WEの5周年となる2004年に、ポートエレンを含む当時のアイラの8つの蒸留所からの

7年から37年の50種程の原酒をヴァッティングして

一年間後熟して

70本限定で生産されたものです。

 

50種ヴァッティングで70本ということは

小さな樽かボンボンヌに

ボトルからどんどん注いでいく様子が想像されます。

 

また、一例といたしまして

ハートブラザーズのボウモア1968-2002・34年と

エドワルド・ジャッコーネ氏の詰めたジャマイカン・ラム15年を新たに開封いたしました。

上掲の写真の組み合わせです。

 



 

組み合わせは自在ですから

例えばオフィシャルの古酒がお好みの方には、マッカラン1968の25年とボウモア・デラックスを。

 

 


 

ボトラーズからはスプリングバンク1967の2種飲み比べ。

 


 

またラムの愛好家の方にはにはJバリー1957とアプルトン1949など

さまざまな愉しみ方をお選びいただけます。

どのボトルをお選びいただきましても15ml×3種でチャージ込み5000円でございます。

 

昨夜より慌しく充分な御説明ができませんが

まずは取り急ぎ記念祭のお知らせをさせていただきました。

お得な内容かと存じます。

是非お試し下さいませ。

 

 

 

 

例年この時期になると、自宅近くの市立美術館前の山法師が見事に白い花を咲かせます。

 


 

5年前から変わらぬ美しさです。

 


 

山法師が咲くと白川に蛍が飛び始めます。

京の夏の始まりです。

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8014 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番から北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休  チャージ500円

3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので僭越ながら御一組3名様までにてお承りさせていただきます

樽熟成のナインリーヴス“エンジェルス・ハーフ”

 

所用により20日(日)・21日(月)と休業させていただきます。

 

 

高瀬川の淡い桜色の季節も終わり、当店の前は黄金に輝く山吹が満開です。

 

新入荷です

ナインリーヴス “エンジェルス・ハーフ” アメリカン・オーク & フレンチ・オーク

Nine Leaves “Angel’s Half” American Oak & French Oak /50%

 



 

 

以前にも何度か御紹介いたしました本州初のラム蒸留所

滋賀県のナインリーヴスより

待望の樽熟成タイプ“エンジェルス・ハーフ”が到着いたしました。

今までの記事はこちら。Nine Leaves訪問記#1,#2,#3, あまから手帖掲載

 

樽材違いで2種、どちらも内側をトーストした250リットルの新樽で約6ヶ月の熟成です。

昨年の夏に蒸留所で詰められる前の樽を拝見いたしました。早いものです。

 



 

 

早速テイスティングいたしました。

とてもデリケートにたくさんの香味の要素が盛り込まれています。

2本を同時にリリースされたことに大きな意義を感じます。

 

比較しながら差異を拾っていくことによって

より深く樽熟成の神秘を知ることができる仕組みです。

 

まずはアメリカン・オーク・カスクです。

 

輝くような黄金色。

フランベしたバナナと洋梨。クレーム・ブリュレ。

バーボン樽熟成のスコッチ・ウイスキーでなじみのあるヴァニラ香。

わずかにレモンの酸。

 

続いてフレンチ・オーク・カスクです。

 

深い落ち着いた金銅色。

ローストしたアーモンド。樽熟成のジュネヴァ。

爽やかな上等のオリーブ・オイル。

わずかにペパーミントとタイム。

 


 

ナインリーヴス・クリアの最大の長所であった

妖艶なまでの濃厚で力強い香りは樽に吸収されましたが

これから身に着ける新しい深い魅力の萌芽を感じ取れます。

 

樽由来の香味はまだ充分とはいえず、またそれぞれの要素は一体化されずバラバラに感じられます。

まだ6ヶ月しか熟成していないのですから当然です。それでいいのです。

 

わずかな熟成期間なのに、特殊な加工によってそれなりの出来に仕上げられたお酒も多く存在します。

「よく出来てますね」 とは言われるかもしれませんが

それは長じても人を感動させるような物にはなりえないでしょう。

 

上質な原酒が上質な樽と環境の下できちんと熟成している、

お飲みいただければそれを確認することができるでしょう。

 

ラムの初心者を愛好家にしてしまうようなタイプのお酒ではありませんが

その背景を知って待ち望み

成長を見守ろうとする方にとっては

これ以上ない朗報と申し上げて良い出来であると保証いたします。

 

ラベルに記された

“Sincerely Made, Rum from Japan” の文言。

その理念が貫かれています。

 

このボトルを扱うことを誇りに思います。

 

 

 

 

 

 

Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

ロン・サカパ XO オールド・ボトル

 

 

開封いたしました

ロン・サカパ XO オールド・ボトル

Ron Zacapa Centenario X.O. bot.early 2000’s

H 1200 / F 2200

 



 

10年以上前に少量流通していたモデルのロンサカパXOを久々に開封いたしました。

アマレットの古酒のような自然な甘さとナッティ・フレーバーで

食後酒やナイトキャップに、またお疲れの時などにもおすすめの一杯です。

 

甘口のラムはリキュール同様に瓶内での熟成により

全体が一体化して突出した甘みが抑えられ、更なる美酒へと変化いたします。

 

成熟した大人の味覚にも充分応えうる甘美なエリクシールです。

是非お試し下さいませ。

 

 


 

 

今週売り切れたのはアベラワー1965の角瓶です。

とても8年物とは思えない極上のシェリー味でした。

 

 

 

昨夜は祇園に新しく生まれたバーの開業日にお伺いすることができました。

女性らしいふんわり柔らかい空気感の素敵なお店でした。

すぐに人気店になるでしょう。

内装も可愛らしく

空中に吊られたガラスの容器の中で、小さな森がキラキラと輝いていました。

 

 

 

 

ようやく洛中でも梅・桃・桜と咲き始め

早春の兆しです。

近くでは三条大橋西の弥次喜多像あたりの桜の数本はもう五分咲きです。

まもなく鴨川沿いは桜色に染まるでしょう。

 

東山界隈では花灯路が始まり

当店窓からも清水寺や知恩院三門のライトアップが華やかに望めます。

陽が落ちるとまだ少し冷えますので防寒してお出かけ下さいませ。

 

落日に染まる円山の枝垂桜





Rum and Whisky   (ラム・アンド・ウイスキー)

604-8017 京都市中京区木屋町三条下る材木町188-3 光ビル4階東 (木屋町交番より北に7軒目)

20時から翌4時 火曜休     チャージ500円                TEL 075-211-1721
3時以降でノーゲストの場合は閉店させていただくことがございます

小さな店でございますので勝手ながらお一組3名様までにてお承りさせていただきます

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